報道・著述の分野での取扱い

報道・著述の分野での取扱い

パーソナルデータのうち、報道・著述に関する個人情報の取扱いについて、ご説明します。

報道・著述に関する個人情報の取扱い

私たちは報道機関として、ニュースや番組制作などで多くの個人情報を取り扱いますが、その際には、個人情報保護法で定められた様々な義務が免除されています。これは、憲法で保障された国民の「知る権利」に応え、「報道の自由」「表現の自由」を守るためです。その一方で、法律上の義務が課されていないからこそ、皆さまの個人情報を適正に取り扱い、そのことを公表する必要があります。
パーソナルデータにおける報道・著述に関する個人情報の位置付けは、こちらに示すとおりです。

適用関係図

私たちは、以下のとおり、報道・著述を目的とした個人情報を取り扱います。

  1. 取材時に個人情報を取得するときは、適正な手段で行うように努めます。原則として、本人に対し、報道・著述の目的で個人情報を取り扱うことを通知します、ただし、取材であることが客観的に明らかな場合や、取材であることを明示することが困難な場合等は、取扱部局の規程等に準拠して、適切に対応します。
  2. 報道・著述に関する個人情報は、原則として、報道・著述以外の目的には使いません。報道・著述以外の目的で報道・著述に関する個人情報を取り扱うときは、利用目的を通知の上、本人の同意を得ます。
  3. 報道・著述の目的で個人情報を取得したあとは、流用や悪用がなされないよう安全に管理し、正確かつ最新の内容で管理するよう努めます。具体的には、以下の安全管理措置を講じます。
    ①報道・著述に関する個人情報が記録された物を保管する場所への出入りの管理
    ②報道・著述に関する個人情報に係る端末(PC、スマホなど)の利用の管理
    ③報道・著述に関する個人情報が記録された物の持出しの管理
    ④報道・著述に関する個人情報に係るアクセスの管理及び不正なアクセスを防止するために必要な措置
    ⑤報道・著述に関する個人情報が記録された物の紛失、盗難、毀損等を防止するために必要な措置
  4. 報道・著述に関する個人情報の取扱いにおいて、漏えい等の事故があった場合は、迅速かつ適切に対応し、再発防止に努めます。
  5. 報道・著述に関する個人情報の取扱いについて、苦情等を受けた場合は、迅速かつ誠実に対応するよう努めます。