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ぴんとこな語録

『ぴんとこな』登場人物の印象的なセリフを紹介します!胸キュンしたり、熱くなったり、切なくなったり…名(迷)セリフを堪能してくださいませ。

第2話 2013年7月25日放送

恭之助×一弥

『棒しばり』の稽古が始まる。
キレのある動きを見せる一弥。
一弥を横目で気にしながら踊る恭之助。踊りに集中できずに遅れる。
松吉「恭之助!遅れてる!もっと集中しなさい」
恭之助「すみません……」
一弥「どうしたんです?また以前に逆戻りじゃないですか」
恭之助「(ムッと)……」
松吉「やる気はあるのか?なぜ一弥に出来ることが、お前に出来ないんだ!」
恭之助「……すみません。ちょっと体調が悪くて。今日は帰らせて下さい」
一弥「逃げるんですか?」
恭之助「あ?」
一弥「僕には負けないとか言ってましたけど、これじゃ勝ち負け以前の問題ですよ」
恭之助「…」
一弥「簡単に主役を貰える御曹司様にはわからないかもしれませんが、僕はこの役に命がけで臨んでるんです。いい加減な気持ちでやられるのは迷惑です」
恭之助「俺のどこがいい加減だっつんだよ!今日はちょっと調子が悪いだけで…」
一弥「きっと今までもそうやって、歌舞伎と本気で向き合わない自分を、言い訳して来たんでしょうね」
恭之助「(グサっと)……」
一弥「あなたは名門の御曹司という責任を背負いきれず、でもそれを認めたくなくて、いつも他の何かのせいにして逃げている」
恭之助「…」
一弥「僕は、そんな人に舞台に立つ資格はないと思う」
恭之助「このヤロー!エラそうに言ってんじゃねーよ!!」
叫んで、一弥に掴みかかる恭之助。
完二郎「恭之助、やめろ」
一弥「…あなたを見ていると、無性に腹が立つんですよ。僕があなたなら、それだけのものを持って生まれた幸運を、無駄遣いしたりしない」
恭之助「うるせーよ!テメーに俺の何がわかんだよっ!!」


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