2012年10月26日(金)よる10時誕生
将軍の側室は、基本的には御中臈から選ばれますが、中でも、将軍の目に留まり寝所を共にした御中臈のことを「御手付中臈」と呼んでいました。また、めでたく懐妊して女子を出産した場合に、産んだ女性のことを「お腹様」、男子を産んだ場合は「お部屋様」とそれぞれ呼ばれます。
財産など、相続する対象となるもの。
ちなみに、正勝の息子、正則が相続したという8万5000石を現在のお金に換算してみましょう。
農林水産庁の「米に関するマンスリーレポート」によると平成24年9月の玄米60キロの平均価格が1万6650円とのことなのですが、わかりやすく1万5000円とします。1石が約150キロなので、1石をお金に換算すると3万7500円となります。
ということで、85000×37500=3187500000 つまり31億8750万円となります。
位の高い人物にお目にかかること。「謁見」と同じ。
ちなみに余談ですが、「目通り」というと、樹木の幹周りの太さを意味します。
戦で上げた手柄のこと。
「武士」と書いて「もののふ」とも読みます。なぜそう読むかは諸説ありはっきりわかっていませんが、一説によると、古代の朝廷に従えた「物部(もののべ)」に由来するといわれています。
2代将軍秀忠の正室で、3代将軍家光の母。江(ごう)、小督 (おごう)、江与(えよ)とも呼ばれ、死後は「崇源院(すうげんいん)」と呼ばれています。
二人が結婚したのは1595年、秀忠が17歳、お江与の方が23歳のときでした。また、お江与の方は、歴代将軍の正室の中でいちばん多い7名の子供を生みましたが、正室の子供で将軍になったのは、お江与の方が産んだ家光ただ一人です。