この差って何ですか?

2020年8月18日(火)

同じユニクロの服を着ているのに「オシャレに見える人」と「見えない人」の差

専門家:MB(ファッションデザイナー)、岡田実子(日本顔タイプ診断協会 理事長)、森川和則(大阪大学人間科学研究科 教授)

この差は…
「YIAの法則」で、体型にあったサイズを選べる
「自分に似合う色」を、「肌の色」で選べる
「脚の長さ」を「錯視」で長くできる かどうか
今回、「ユニクロ」をオシャレに着こなすための3つのテクニックを、3人の専門家が伝授!

「ユニクロ」の服をオシャレに着こなすテクニックを伝授!

シンプルな「ユニクロ」の服は、着こなし次第で、オシャレに見える!ということで、同じ「ユニクロ」の服を着ているのに、なぜか「オシャレに見える人」と「見えない人」の差!
今回は、「ユニクロ」をオシャレに着こなすための3つのテクニックを、3人の専門家が伝授。そして、芸能人の皆さんが大変身!

「純烈リーダー」が大変身の「YIAの法則」とは?

まずは、体型によって選ぶべき服のシルエットが分かる「YIAの法則!」。実践するのは、「ユニクロ」をオシャレに着こなせていない「純烈」のリーダー、酒井一圭さん!この日の私服はユニクロではないものの芸能人オーラは皆無!やはり、体が大きいので、基本的には大きいものを着るが、そうすると、なんとなく野暮ったくなる。「純烈」メンバーにも、「ちょっとリーダー」みたいな感じのこと言われるとのこと。さらに、家に帰ったら、嫁にも子供にも「ちょっとさ〜」みたいなこと言われるとのこと。
しかし、そんな酒井さんも、累計発行部数132万部突破の話題の漫画「服を着るならこんなふうに」の監修を務めたファッションデザイナーのMBさんの手にかかれば、オシャレに着こなせるように!
今回使ったテクニックのポイントは2つ!まず、間違っている箇所が「サイズ」!実は、「着られるサイズ」を選んではいけない時もあるとのこと。身体の線を「大きいサイズ」で隠したほうが、意外と体は細く感じる。今回、普段来ている「XL」ではなく、思い切って、「4XL」サイズにしている。「4XL」というと、すごいダボダボで、余計、太く見えるのでは?と思う方も多いがちだが、身体より、ゆとりのあるサイズの方が細く体が見える。一方、下半身は「タイトなシルエットのモノ」にすることで、上半身が隠れている分、細い下半身から連想されて、上半身もこの人細いのではないかとなり、全身が細く見える。
さらに、MBさんは「色使い」にも、ひと工夫!上半身は、なるべく服が大きく見える「膨張色の白」を、下半身は、タイトに見える「抑縮色の黒」をチョイスしていた!こうしたテクニックでシュッとすることが出来る!
さまざまな体型をきれいにする技術があって、それが「YIA」の3種類!体型によって選ぶべき「服のシルエット」は異なる。酒井さんのように上半身がぽっちゃりした方は、上は「オーバーサイズ」、下は「タイトなサイズ」を組み合わせて「Yのシルエット」に!また、下半身はぽっちゃりした方は、上は「タイトなサイズ」、下は「広がりのある服」を組み合わせて「Aのシルエット」に!そして、スタイルに自信のある方は、体型を隠さず、上下ともタイトな服を組み合わせて、「Iのシルエット」にするとよりオシャレに見える!このテクニックを聞いたからには、痩せる必要ない!?

「3時のヒロインリーダー」が大変身の「自分に似合う色」とは?

続いては、自分に似合う色の見つけ方!一体どんな方法なのか!?実践するのは、いつも地味な色の服ばかり着ているというこの方!そう「3時のヒロイン」。中でも「ユニクロ」をうまく着こなせていないというのが福田さん。普段から派手な服には抵抗があり、「ユニクロ」でも地味な服を選びがち!しかし、そんな福田さんに朗報!『顔タイプ診断で見つかる 本当に似合う服』の著者、岡田実子さんによると、「自分に似合う色」を見つける方法があるとのこと!
実は、「似合う色」というのは、実は生まれた時から決まっている。「手のひらの色」によって、「似合う服の色」が決まる!確かに、福田さんが「黄味がかっている」のに対して、かなでさんは、「赤紫っぽい」色!「手のひらの色」が「黄味がかっている」方は「イエローベース」と呼ばれる肌の持ち主!「自分に似合う色」は、「肌の色」に近い「黄色」や「赤」「オレンジ」など、暖色系の色!逆に、「手のひら」の色が「赤紫がかっている」方は「ブルーベース」と呼ばれる肌の持ち主!似合う色は、「青」などの「寒色系」の色!実際、「イエローベース」の福田さんが「青色」と「オレンジ色」の服を着ると、「オレンジ色」の方が似合っているように見える!

「ノンスタイル井上」がコンプレックスを隠す「錯視」とは?

最後は、「錯覚」でコンプレックスを隠す方法!一体どんな錯覚を使うのか!?実践するのは、スタイルの悪さに悩むこの方!「ノンスタイル」の井上さん。コンプレックスを克服するファッションを「目の錯覚」の視点から研究している日本の第一人者、大阪大学教授の森川和則先生。
まず「脚が長く見えるようにする」には、パンツ・靴下・靴を同じ色でまとめると、ウエストから靴の先までが繋がって見えるため、脚が長く見える!これは、「ゲシュタルト群化」といい、似た色のモノが連続しているとまとまって見える という「錯視」。
さらに、脚を長く見せるには、シャツをズボンの中に入れる、つまり「タックインするという方法」も。
これに加えて「バイカラー錯視」を活用することができる。これは、同じ長方形を2色で分割した場合、縦に分割した方が細長く見えるという「錯視」!ジャケットを羽織り、両サイドに縦のラインを作れば、全体的に、細長い印象に!実は、「スーツ」というのは、様々な「錯視」効果を上手に使って、全身をスタイリッシュに見せるというために進化してきた服。
「オッペルクント錯視」とは、太って見えるデザインの代表格であるボーダー柄をあえて取り入れることで、ほっそり見せるという驚きの「錯覚」!実は、ボーダー柄というのは太って見える効果とは別に、縦長に見えるという効果もある。縦長に見える効果を使うために重要なことが、ボーダー柄を体のセンター部分だけ見せるということ。今回、見事、「錯視」の効果で、井上さんの脚は、見違えるほど長く見えるようになった!

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