この差って何ですか?

2020年3月31日(火)

「第一印象が良い人」と「良くない人」の差

石田純一、泉海翔(三鷹どろんこ保育園)、西澤千央(インタビュアー)、近藤澄代(美容師)、八木あずさ(サンリオピューロランド)

この差は…
「笑顔の作り方」「話の聞き方」に気を付けているか どうか
ポイントは「自然な笑顔」と「聞き上手」!

新しい「出会い」で気になる「第一印象」

いよいよ明日から4月!新しい「出会い」がたくさん!だからこそ、多くの人が気になっているのが 「第一印象」。
まずは、どんな人が「第一印象が良くないのか」 街の皆さんに聞いてみた!「顔の表情。いくら敬語使っていても、顔が死んだような顔していると、コイツなに考えているんだろうと思うから」、「初対面で会って、やたらと携帯見ている人とか嫌」、「初対面から、いきなりタメ口でしゃべられるとビックリしますけどね」
第一印象を良くするためには、一体どうすればいいのか?今回は、テーマパークのスタッフ、インタビュアーや保育士、美容師など、日々、初対面の人と接することが多い皆さんに「第一印象を良くするため」に気を付けている事を聞いてみた!

第一印象をよくする笑顔の作り方①「相手を子ネコだと思う」!

まずは「QuickJapan」や「Number」などで、年間およそ100人の有名人にインタビューをしている、インタビュアーの「西澤千央(にしざわ ちひろ)」さん。ぎこちない笑顔だと、お互いにコミュニケーションが上手くいかない感じになってしまうので、仕事を始めたばかりのころは、何とか自然な柔らかな笑顔になるにはどうしたら良いか考えたとのこと。
そんな西澤さん、実は「ある事」がキッカケで自然な笑顔を作れるように!西澤さん「ネコを飼ったんですよ。で、そのネコを飼うのを一番反対していた夫は、ネコが来た途端に、本当に今まで見た事がないくらいの笑顔をしていたのを見て「あ、子ネコだ」と思ったとのこと。自然な笑顔になるには、みんな相手の方を子ネコだと思って、はぁ可愛いっていう感じに!」

第一印象をよくする笑顔の作り方②「笑おうとするのではなく口角を上げることを意識」!

続いて、教えてくれるのが人気美容師!専門家曰く「初対面の時、全開の笑顔って不審がられるというか、不安がられる。サービス業は笑顔って言われ過ぎちゃうんですけど、意識しすぎると、笑顔ってなかなか作ることができないので、自分の意識を「口角をグッて上げる事」の方が大事。なので、一生懸命笑うって考えないで口角上げよ!っていう意識をもつのが自然な笑顔なのかな〜と思います。」さらに!近藤さんによると、自然な笑顔を作るためには「メイク」も大事だそう!
ポイントは「まゆげ」!眉毛は近すぎると、すごくキツい印象になる。強い!とかキツい!離すと、優しいとか、柔らかい印象に。優しい印象を与えたいなら、指2本分くらい離して眉毛を描くと良い!

第一印象をよくする笑顔の作り方③「相手の年代に合わせたスマイル」!

人気テーマパーク「サンリオピューロランド」で、日々、初対面のお客さんと接している専門家は、なんと3つの笑顔を使いわけている!八木さん「パークには、小さなお子様からご年配の方まで様々な世代の方がいらっしゃいますので、その年代に合わせて笑顔の種類を変えるようにしております。」
幼稚園生から小学生くらいまでの方に関しては、私はあなたのお友達だよ!という思いを込めるのが大切。「アの口」をイメージして、おはよう!楽しんでね!いってらっしゃ〜い!と気持ち首を傾けながらお話をすると喜んでもらえる。
中学生から30代くらいの方には、元気いっぱいの笑顔だと少し違和感を与えてしまう事もあるので、「イの口」をイメージして「いってらっしゃーい。このあともお楽しみくださいませ」など親しみを込めた、少しテンションもトーンも抑えた笑顔で接している。
ご年配の方には、これまでの笑顔だと驚かれてしまうこともあるので「ゆっくりと口は閉じぎみで微笑む」ようにしているとのこと。

第一印象をよくする「話の聞き方」①「リアクション」!

こちらの「保育園」で保育士をしている専門家に、第一印象を良くするために、気を付けている事を聞いてみると。「男の保育士ということで 最初は警戒されてしまったりだとか、仲良くなるのにすごく時間がかかってしまうことがよくあって『話すんではなく聞く』を大事にして関わってみたんですけど、そしたら子どもたちが自然に心を開いて、それに伴って親御さんもすごく、ご家庭の話をたくさんぼくにしてくれるようになって」とのこと。
そう!第一印象を気にしている皆さんが特に気を付けているポイント2つ目が、「話の聞き方」これは、芸能界で、多くの方から良い印象を抱かれている石田純一さんも、意識されているとのこと!相手に話をしてもらうために特に意識しているのが「リアクション」!「もう3つでいいですよ。『へぇ〜』、『ウソだろう!』、『信じられない!』など、言い方は変えてもいいとのこと。『うそ〜』とかね『いや、信じられないね』とかね!この3つだけでね、1時間でも2時間でも全部ハマりますから!!」

第一印象をよくする「話の聞き方」②「視線は目の周り」!

続いて、「サンリオピューロランド」の専門家も話を聞く際、気を付けていることがある。それは「視線」!あまりにもジロジロと相手の目を見てしまうと、威圧感を与えてしまう。ただ、目を外し過ぎてしまうと、不愉快な思いを与えてしまう。では、どこを見るのか?その場合、目を見る際に、鼻筋を含めてゆっくりと“目の周り”を見るように意識をしているとのこと。たしかに相手の目を直視しない方が威圧感は軽減される!

第一印象をよくする「話の聞き方」③「相手の動作をマネる」!

さらに、インタビュアーの専門家は話を聞く際、ある動きを意識している。
それは、さりげなく相手の動作の真似をすること!相手が足を組みなおしたら、自分も足を組みなおし、水を飲むと、自分も水を飲む!実はこれ、心理学でも証明されたテクニック!共通の事があると人って仲良くなったりする。似たもの同士の惹かれ合う感じとか、より真似をすることで、相手が心を少し開いてくれるのだ。西澤さんのように、相手の行動を真似ることは、心理学の世界で「ミラーリング効果」と言われ、行動だけではなく、相手の言葉をリピートするのも効果的である!
ということで、皆さん出会いの季節、「自然な笑顔」と「聞き上手」を心がけて、第一印象を良くしてみては!

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