ドラマのプロデューサーって、どんなお仕事ですか??
どんなドラマをやるのかを企画[きかく]して、どんな俳優[はいゆう]さんに出てもらうか(キャスティング)を決めて、スタッフを集めて、 撮影[さつえい]に入ってプロモーション周りをやり、撮影中にトラブルがあれば、解決をするために色々走り回ったり。 最終的には予算の管理をして、打ち上げの司会をやっておしまい。
プロデューサーをやっていて良かったと思うのはどんな時ですか??
楽しい現場が次々起こるように、準備するのがプロデューサーの仕事なので、少しでもいいキャスティングや、いい台本を作ったり。 連ドラの台本って、撮影しながらどんどん作っていくので、現場でこの俳優さん良かったですよって作家さんに伝えて、その人のシーンを増やしたりとか。 現場で感じたことを作家さんに伝えるのがぼくの仕事なので。楽しい現場を作る準備と後始末です。
一番苦労したエピソードって何かありますか??
そんなの毎日だよ!! キャスティングが折り合わなくて、企画つぶれるってことが結構あるんですよ。 企画としてスタートしていかないってときが一番大変ですね。 そうやって制作中止になったドラマっていうのは、何本もあるけど、思い出すのもなかなかつらいですね。
小学生の時は、どんなお子さんでしたか??
物理学者になって、ノーベル賞を取りたいなと思ってました。 湯川秀樹[ゆかわ ひでき]さんの伝記にすごく感動したので、京大に行ってノーベル賞を取れたらいいなって妄想[もうそう]してて。 中学の物理(の授業)で、風船を押[お]した時の、風船から押し返される力と自分の指にかかる力が一緒[いっしょ]だっていう説明を受けて、この指にかかっている風船のゴムの力は、何なんだろうってずっと考え続けて、物理はそこで落ちこぼれました。
そのときの自分に伝えたいことは、なにかありますか??
自分の得意なところを、何かっていうのを考える。それが自分のやりたいことと、あっているかどうかは別だけど、自分はこれだっていう風に決めつけるんじゃなくて。 得意なことってみんな持ってるから、自分の得意なことであれば、ほかの人にも、もしかしたら勝てるかもしれないし、うまくいけば一番になれるかもしれないよ。
プロデューサーとして胸を張って得意と言えることはなんですか??
自分では得意なことは、あんまりないけど、あえて言うなら、 才能ある人を見つけて、その(才能ある)人に気に入られるように愛想よくしています(笑)
最後にキッズたちに一言、お願いします!!
テレビは色んなおもしろいことが集まってて、その上 教科書にのってない、色んな世の中のことが詰[つ]まっているから、 ぜひテレビをたくさん見て、色んな事を感じて時に色々考えてみてください。僕もテレビからたくさん大事なことを学びました。
最後まで読んでくれたキミに、火曜ドラマ『まっしろ』からのスペシャルプレゼント!! 応募[おうぼ]してくれたキッズの中から10名さまに『番組オリジナルグッズ』プレゼントしちゃうよ♪ たくさんの応募まっているね!!
*プレゼントの応募は終了いたしました。
たくさんのご応募、ありがとうございました!
火曜ドラマ『まっしろ』 2015年1月13日火曜よる10:00から