4月7日放送
ワタシ桑ノ集落再生人 ~限界集落で挑戦した13年~

「思いは資本金だ」

セールスポイントは『情熱』と『豪快な笑い声』の在日韓国人・ハンさん。日本人の妻とともに山梨の限界集落に移住してきた。生業は養蚕に使われなくなった桑の葉でお茶を作っている。夫婦で食べるのがやっとの会社だが、集落に若者を増やすと豪語する。集落の高齢者は『夢物語』と笑いながらも陽気な彼に協力していく。

10年後、全国各地のスーパーに商品が並び、ECサイトやテレビショッピングでヒット商品となり、会社は従業員40人以上に成長し、大きな工場も建設した。そして、視野は世界へ。JICAの開発途上国支援事業者にもなり、フィリピンに桑茶の工場を作り、貧しいフィリピンの農家の所得向上に挑戦している。

集落の住民から教えてもらった農業技術で自分の人生は大きく変わった。 会社を大きくして集落を盛り上げることこそが恩返しとハンさんは笑う。

どんな逆境でも『志』 『情熱』 『希望』を持ち続ける豪快な男。限界集落から世界で奮闘し続ける底抜けに明るい男の13年の記録である。

製作:UTY テレビ山梨
ディレクター:岩﨑 亮