12月17日放送
家族のカタチ ~特別養子縁組と、生い立ち伝える「真実告知」~

子どもが生まれた家族。子どもを迎えた家族。
育てたかったけれど、子の幸せを願って別の家族に託した親。

特別養子縁組とは、様々な事情で「生みの親」が子どもを育てられない場合に「育ての親」に託し、その家族の実子として迎えられる制度です。

TBSの元アナウンサーで現在は報道局の、久保田智子さん。
この制度で、新生児だった娘・はなちゃんを家族に迎えました。
もうすぐ4歳のはなちゃんに、生みの親の存在をどう伝えればいいのか?
久保田さんは、悩んでいました。

子どもに、生い立ちを伝える「真実告知」。

特別養子縁組家庭で育った20代の男性は、高校生の頃に突然、自身の生い立ちを知りました。一人で出自をたどり、わかった事は…。

新生児ではなく、3歳児を迎えた家族もいます。
生みの親と過ごした日々の思い出も持っている娘。
育ての親となった夫婦は「前の家族も、今も、両方とも自分。娘には、自分に誇りをもってほしい」と願っています。

そして、子を託した生みの親たちの想いとは…。

さまざまな立場の視点で、家族のカタチを追いました。

製作:TBSテレビ
ディレクター:柏木理沙