私たちが呼吸で取り込む空気中にマイクロプラスチックが飛んでいる…そんな実態が世界中の専門家の報告で明らかになりつつある。“海を汚すもの”として、プラスチックごみの問題が注目され、国内では、「レジ袋の有料化」や「プラスチックごみ削減のための法制化」が進んだ。ただ、海だけではなく、東京・パリ・北京といった各国の市街地に加え、標高3776メートルの富士山頂や北極などの大気中でもプラスチックが確認されている。
レジ袋や食器、マスク…安くて、形や硬さを自在に調節できる“魔法の素材”プラスチックは、私たちの身の回りにあふれ、欠かすことはできない存在だ。暮らしと決して切り離すことができないプラスチック製品とどう向き合えばいいのか…最新の研究から見えてきたこととは。
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