9月5日放送
10万年後からの警告 ~高レベル放射性廃棄物の行方~

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみの最終処分場選定にむけた文献調査が進む北海道寿都町。国から最大20億円の交付金が支給されるが、寿都町の住民には国や町の決め方に対する根強い不信がある。核のごみは地層処分を前提としているが、人体に影響がない放射線量のレベルに下がるのは10万年後とされる。分断されていく町民や、人生を大きく左右された男性、秘密裏に行われた処分地の調査や元研究員の証言、最終処分場の適地をめぐる新たな動きも伝える。

製作:HBC 北海道放送
ディレクター:澤出梨江