9月20日放送
罪と償い ~懲らしめでは見えなかったもの~

再入者率53.7パーセント。
今、日本の刑務所では受刑者の2人に1人が繰り返し刑務所に入っている。

去年6月の拘禁刑導入で、刑務所は受刑者に一律で刑務作業を課す場ではなく、特性に応じた指導を行う場に変わった。
札幌刑務所では繰り返し刑務所に入る受刑者を対象に、刑務官や外部の研究者が参加して「当事者研究」と呼ばれる対話の取り組みが始まっている。
受刑者が自身の悩みや困りごとを持ち寄って、対話を通じて解決策を考える。

番組では、今回が7回目の刑務所となった60代男性受刑者の「当事者研究」を7か月にわたって撮影。
貧困、いじめ、親からの暴力。
対話を重ねる中で、受刑者が社会で感じていた生きづらさが浮き彫りになった。
刑務所にはもう戻りたくない。それでも罪を繰り返してしまうのはなぜか。
一筋縄ではいかない更生の現場から、社会でともに生きていくための方法を考える。

製作:HBC北海道放送
ディレクター:三栗谷皓我