じょんのび日本遺産

2021年2月14日(日)

埼玉の旅

東京の北に広がる埼玉県。古い蔵が独特の町並みをつくる2つの町、行田と川越を市川紗椰さんがめぐる。旅の始まりは、行田市にある崎玉(さきたま)古墳群。ここは「さいたま」という県名発祥の地とされる。大きな古墳に上ると見えてくるのは忍城(おしじょう)。行田はこの忍城を中心に広がる城下町だった。かつては綿花栽培が盛んで、江戸時代に足袋の生産が始まったという。町に残る風格のある足袋工場や、色鮮やかな柄物の足袋を扱う足袋屋さんを訪ね、行田の足袋文化に触れる。また、名物料理店で職人さんが食べていたソウルフードを、内部が改装された足袋蔵ではおいしいそばを味わう。さらに、古墳の上に建てられた神社で、埼玉に関する驚きの事実に遭遇。
続いて訪ねたのはもうひとつの蔵の町、川越。江戸や明治の古い蔵が数多く残り、その町並みは「小江戸」と呼ばれている。代表的な蔵のひとつを訪ね、内部を拝見。昭和の面影を残す通りでは昔懐かしい飴細工を楽しむ。最後に川越名物、鰻の老舗を訪ね、楽しい旅を振りかえる。
知られざる埼玉の魅力に出会うじょんのび旅。

旅人:市川紗椰
ナレーター:森本レオ

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