「たけし軍団野球部」
夏の風物詩、高校野球地方予選が各地で行われている。
野球好きにとってはなんともたまらない季節です。
殿、軍団には野球好きがたくさんいます。
まずダンカンさん。
この人の阪神ファンっぷりはかなり有名でしょう。
毎日サンスポに阪神のコラムを連載しています。
それどころか、毎日スコアまでつける程なのです。
そして井手らっきょさん。
この人は野球をプレイする方が好きです。
子供達相手の野球塾を開いている程なのです。
昔、日本ハムの入団テストを受け内容は合格だったのに
年齢で落とされた経験を持つ人です。
そして殿。
昔は当然の如く野球少年であり、中学時代には後にプロで最多勝を2度獲得
した成田文男さんと同じチームでプレイしていたのです。
今でも毎日のようにメジャーリーグ中継を観ているようです。
そんな野球好きが集まったらチームを作らないわけがありません。
野球チーム「たけし軍団」を結成し神宮外苑で毎週試合をしていました。
その試合数は多い時で年間200試合を超えていました。
メジャーが162試合、NPBが144試合だというのに。
仕事の後軍団全員で朝まで酒を飲み、そのまま試合をやる事もありました。
その頃の軍団の口癖は「一本のネタより一本のヒット!」
完全におかしな方向を向いていたとしか思えません。
僕も野球少年だったので軍団に入りすぐに草野球に参加しました。
だいたいダブルヘッダーでやる事が多かったのですが
1試合目はリーグ戦(茜リーグというところで漫画家の水島新司先生のチームと優勝をよく争っていた)、2試合目は練習試合でした。
僕は2試合目の方でピッチャーを任されることがよくありました。
コントロールがよかったので草野球でよくある、ストライクが入らず試合にならないという事はありませんでした。
しかし、驚くほど打ち頃の真っ直ぐとションベン以下のカーブしかなかったのでとにかくよく打たれました。
軍団が打線爆発で一試合20点くらい取ったことがあったのですが、
ピッチャーの僕がお返しとばかりに18点取られて接戦のいい試合になってしまいました。
その様子を見た殿が一言
「お前は接待野球か!」
会社で接待ゴルフを得意としている人は多いでしょうが、この世の中で接待野球を得意としているのは私、〆さばアタルだけなのです。
さて今週の一枚は、事情通でもおなじみのこの方です。
こういう役をやらせたら抜群に上手いのは何故なんだろう?
2013.7.13 〆さばアタル
生年月日:1968年11月4日
出身地:香川県
1989年にビートたけしに弟子入り漫才師として「ダウソタウソ」「ウッチャソナソチャソ」「ダッチョ倶楽部」など師匠につけられたパチモノのコンビ名で活動。現在は「情報7daysニュースキャスター」などで自称ブレーンを務める。
生年月日:1971年8月26日
出身地:東京都
96年、ビートたけしに弟子入り。
08年、映画「アキレスと亀」にて東京スポーツ映画大賞新人賞受賞。
現在TBS系「情報7daysニュースキャスター」ブレーン。「週刊アサヒ芸能」にて「決して、声に出して読めない たけし 金言集」好評連鎖中