『居酒屋もへじ』

水谷豊&石井ふく子 第6弾!

あらすじ

第1弾 2011年9月25日放送
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米本平次(水谷豊)が切り盛りする居酒屋は常連客だけが集まる店で、看板もない。屋号も誰が言い出したのか、平次の名前から「もへじ」になった。出入りしているのは昔校長だった男(角野卓造)、町工場の社長(六平直政)、たい焼き屋(川﨑麻世)やミシン屋(松村雄基)といった地元の人間ばかり。料金も客の懐具合で、あるだけ払うという商売度外視の酒場だ。一方で平次は面倒見のいい性格から、身寄りのない子どもたちや、元客でいつの間にか店に居ついてしまった三郎(桂文珍)と一緒に生活していた。
そんな「もへじ」も店を始めてから20年。いつもの客が集まってお祝いをしようとした矢先、酔った女性がふらりと入ってきた。平次は陽子(松坂慶子)と名乗るその女性に常連客以外はお断りという店の事情を話し、丁寧にお引き取りを願うが、鼻の下を伸ばした校長たちが放っておかない。「一杯だけ」が重なり、いつの間にか陽子は酔いつぶれてしまう。
翌日、再び店にやって来た陽子は前夜のことを侘びる。酒代は不要だと平次が告げると、どうしても代金を受け取らないなら、「もへじ」で働くと言い出した。平次は、「冗談じゃない」と拒否するが、居候の三郎は大歓迎とOKを出してしまう。
ある日、平次は近所で喫茶店をやっている由亀(奈良岡朋子)に彼女のことを相談し…。

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