これまでの『石子と羽男』

Character

  • 有村 架純

    石田 硝子いしだ しょうこ (28)
    有村 架純

    東大卒のパラリーガル。東大法学部を首席で卒業したものの司法試験に4回落ち、試験を受けることを諦め、父親が営むマチベン「潮法律事務所」に勤めている。少しの無駄も許さない倹約家。

  • 中村 倫也

    羽根岡 佳男はねおか よしお (34)
    中村 倫也

    高卒の弁護士。写真のように見たモノを記憶する「フォトグラフィックメモリー」の持ち主で、そのおかげで司法試験も一発合格。「型破りな天才弁護士」に憧れている。

  • 赤楚 衛二

    大庭 蒼生おおば あお (26)
    赤楚 衛二

    石子の高校時代の後輩。潮法律事務所に依頼に来たことを機に、問題のあった会社を退職。再就職先が見つかるまで、潮法律事務所で働くことに。

  • おいでやす小田

    塩崎 啓介しおざき けいすけ (40)
    おいでやす小田

    父親が営む「そば処 塩崎」で働いている。独身で、石子に一目惚れし何度もアプローチしているがまったく気づいてもらえない。

  • さだまさし

    潮 綿郎うしお わたろう (65)
    さだまさし

    弁護士で潮法律事務所の所長。石子の父。お⾦にならないトラブルを格安で請け負っているため、事務所の経営はいつも⾚字状態。

2

大型ショッピングモールで無料法律相談会を開いていた石子と羽男。 「こういうこともするんですね」
「ええ、気軽に来ていただくために」
「あぁ〜…めんどくさ…」 「あなたに依頼が来ないからです!」
さっそく相談にやってきた一組の親子。 「息子が無断でゲームに課金してしまったんです」
事案02【未成年者取消権】
「孝多君はソーシャルゲームドロッピングパズル・通称ドロパズに 無断で19万8700円課金してしまった」
ドロパズの運営会社に返金要求のメールを送ったものの、返金には応じられないと返信があり困っている 『返金のご希望には対応いたしかねます』
羽男 「私にお任せあれ」
ゲーム会社の顧問弁護士を訪ねる二人。担当弁護士は羽男の元同僚だった。 「まさかこちらが顧問だったとは 突然辞めてしまい申し訳ありませんでした」
羽男の元同僚 丹澤 文彦 「こちらは支障なく」
「アクセス履歴を見ても何度も課金を繰り返していることからミスではないのは明らかで…」 「利用者は現在12歳です未成年者取消権に基づき…」
「しかしスマホの名義がお母様になっているため未成年者が使用した確証がありません  それを証明していただかなければ」
「ではそれが証明できれば返金していただけるということですね 今必要な記録を集めておりますので確実に…」
微笑む丹澤 羽根岡先生、問題はですね
スマホゲームの年齢確認画面「18歳以上ですか?」 「ドラパズでは18歳以上かを確認したユーザーしか課金できない仕様になってるってことなんです つまり、今回は自ら成人だと偽ったことになります
応酬する羽男と丹澤 「経済産業省の基準では「成人ですか」の問いに未成年者が「はい」を押しても 詐術したことにはならないと…」
「では 法廷で決着をつけるしかありませんね」
それで認められたら返金します」 「しかし、裁判は――」
「聞いてますよ うちをお払い箱になった後どこにも雇ってもらえなかったんでしょう」
「そんな方が この案件覆せます?」 羽男は「未成年者取消権」を主張するが事態は思わぬ方向へ進んでいくことに…!
つづきは本編で!

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