banner_AD

コンテンツメニュー

イメージ

展示構成

プロローグ

インカ帝国は、15世紀前半から16世紀前半にかけて繁栄したアンデス文明最後の国家。
アンデス文明史上、最大の領土を持ち、北はコロンビア、エクアドル国境地帯から、
南はチリ中部にまで勢力を伸ばした。
インカとは太陽(インティ)の子という意味で、本来はインカの王のことを指し、
インカ民族は、自分たちの国を「タワンティンスーユ(4つの部分)」と呼んだ。
13代の王がいたと伝えられるが、実在が推定できるのは第9代王パチャクティからである。
最後の皇帝アタワルパがスペイン人征服者に捕えられ処刑されたことにより、大国家としてのインカは滅亡した…。

本展覧会は、インカの王や信仰に始まり、人々、文化、彼らの帝国、
そしてスペインによる征服後にそれらがこうむった変化に的を絞って展示を構成しています。
インカの文化はアンデスという比類ないほど複雑でダイナミックで厳しい自然環境の中で生まれ育ち、その環境とひとつに溶け合って大帝国を急激に築き上げました。
彼らはどうやってそれを成し遂げたのか…
その秘密を、この展覧会を通じて感じてください。

イメージ