放送アーカイブ

2020412日放送

アルダブラ環礁 〜 インド洋のガラパゴス!ゾウガメ15万頭の島

放送内容

放送25年スペシャルの2週目は固有種のアルダブラゾウガメがテーマ。世界最大級、体重300kgにもなるリクガメです。アルダブラ環礁にはなんと15万頭も生息していますが、厳格に保護されています。食べ物は草や葉などの植物。性格はおとなしく、歩くのもとてもゆっくりでユーモラスです。東西30kmと広大な環礁では場所によってゾウガメの大きさや生態も違います。ここだけにいるゾウガメのユニークな生態を撮影できました。

ゾウガメが集まる洞窟

通常甲羅の長さが1mもの大きさになるゾウガメが、環礁の東では60cmほどしかありません。日中暑くなると、ゾウガメたちは洞窟に逃げ込みます。その数60頭!おしくら饅頭状態です。そして夕方になると洞窟から出てきて草を食べるのです。

写真:放送内容

森のゾウガメ

西には森が広がります。ゾウガメは片方の前足を上げて、立ち上がって葉を食べます。東との違いはこうした食べ物が豊富にあるから。そしてゾウガメの交尾にも遭遇。オスの腹は丸くえぐれていますが、メスの上に乗る時丸い甲羅にすっぽりはまるのです。

写真:放送内容

ゾウガメが中心の生態系

ゾウガメは広い環礁のあちこちに生息しています。彼らは葉を食べる時タネと一緒に飲み込み、歩いてはフンをばらまきます。その結果、草原や森は広がります。フンはさまざまな生き物の食料にもなります。アルダブラゾウガメを中心とした生態系なのです。

写真:放送内容

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