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2016年8月21日放送
テムズ川でゆく!英国の世界遺産

ブレナム宮殿

ブレナム宮殿の庭園には、大きな湖や滝があります。
自然のように見えますが、すべて人工的に造られたもの。
「イギリスで最も美しい」風景誕生の秘密に迫ります。

キュー王立植物園

約4万種の植物コレクションを誇る植物園。
世界から集めた美しい花々は園芸ブームを呼び、ゴムノキなどは経済的に大英帝国を発展させました。

ウェストミンスター宮殿

年に一度、国会の開会宣言をするためにエリザベス女王がやってきます。
その際、女王が歩く「女王の道」を特別に案内してもらいました。

ロンドン塔

その昔、テムズ川で食料を運んだ痕跡がありました。
ロンドン塔に暮らすヨーマンウォーダー(護衛兵)に案内してもらいます。

河港都市グリニッジ

旧王立海軍学校と、高台にあるグリニッジ旧王立天文台。
ここで発展した航海技術や天文学は、大英帝国の繁栄に大きく貢献しました。

全長346kmの大河、テムズ川。
コッツウォルドの美しい風景が広がる上流域から、ロンドンの中心街へと流れています。
今回はテムズ川沿いの5つの世界遺産を訪れます。
美しい風景式庭園を誇るブレナム宮殿、大英帝国を植物で躍進させたキュー植物園、ロンドンの象徴ウェストミンスター宮殿。そして、王宮から牢獄へと変貌したロンドン塔、世界標準時になった町グリニッジ。
テムズ川にはイギリスの歴史がつまっていました。