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2014年11月16日放送
シアン・カアン

地底探検!ジャングルの水中洞窟

ジャングルにぽっかり空いたセノーテは、水中洞窟への入り口でした。
透明な水、天井から差し込む青い光、美しい光景が続きます。
さらに進むと、巨大哺乳類の化石や骨が!
かつては地底の鍾乳洞だったのです。

人が消える!水中洞窟のナゾ

奇妙なセノーテがありました。
水深30メートルに漂う雲のような白いベール。その下はまた透明な水。
ベールを境に淡水と海水が2つの層をつくっていたのです。
潜水するダイバーの姿が、雲の中に消えていきます。

発見!カリブ海への抜け穴

不思議なセノーテがありました。
水底には海にいるはずのウツボ。真っ暗な洞窟を進むと岩の裂け目が見えてきます。
その先に広がっていたのは、カリブ海でした。
ジャングルのセノーテは、海とつながっていたのです。

メキシコ、ユカタン半島。
カリブ海沿岸にある生物圏保護区「シアン・カアン」は、ジャングルと湿地の広大な石灰岩大地です。
サンゴ礁の海には、絶滅の危機にあるマナティやクロコダイルが暮らし、ジャングルには、水を湛えたクレーターのような穴が幾つも口を開いています。
古代マヤの人々は聖なる泉セノーテと呼び、奥深くには神の世界があると信じてきました。
今回は、セノーテを探検!迷路のように続く水中洞窟の全貌に迫ります。

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