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2014年11月9日放送
サーミ人地域

25万頭!トナカイの大移動

ラップランドの長い冬が終わりに近づくと、サーミ人はトナカイの大移動を始めます。
餌となる植物を求めて、高地へと向かうのです。
その数、なんと25万頭!氷河期の終わり、1万年前からこの地で暮らしてきた彼らの知恵です。
トナカイの大行列に密着しました。

夏に雪!聖なる山に挑む

ラップランドは北欧最大の湿地帯でもあります。
今も氷河から流れ出る豊富な水が美しい風景と生態系を守っています。
その氷河が未だ残る聖なる山、アッカ(標高2015m)に挑む撮影隊を待ち受けていたのは、季節外れの大雪・・・!
大自然の洗礼を受けました。

ヨーロッパ最後の遊牧民

現在、昔ながらの遊牧生活を送るサーミ人は約2000人といわれています。
北極圏の短い夏をどのように過ごしているのでしょうか?
彼らはトナカイの世話をするだけでなく、厳しい冬に向けての準備を怠りません。
独自の文化を今に伝える生活を取材しました。

北欧・スウェーデン。一年の半分以上を雪に覆われる北極圏のラップランドが舞台です。
この地でトナカイを遊牧して生きる少数民族・サーミ人の暮らしに密着しました。
スウェーデンで一番美しいと言われる湖、広大な湿地帯、そして標高2000mを超える急峻な山が峰を連ねるこの地は、氷河によって作られました。
その氷河を目指して撮影隊はラップランドの女王と呼ばれる聖なる山に挑みました。
そこで待ち受けていたものとは?

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