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2013年11月10日放送
リオアビセオ国立公園

大河アマゾンの源流へ

撮影隊は山道を車で1日、ラバに乗り換え2日かけ、アンデスの東側に入りました。
その先はラバも行けない森の中を徒歩で。常に霧が立ち込める鬱蒼とした雲霧林です。
そこは大河アマゾンの源流の森でした。

大発見!絶滅したサルがいた!

リオアビセオの雲霧林には固有の植物や動物が暮らします。
中でも絶滅したと考えられていた幻のサル「イエローテイルドウーリーモンキー」と出会ったのです。
我々は貴重なその姿をカメラに収めました。

ミイラが眠る断崖の墓

5日目にたどり着いたのは標高2800mの断崖に建つロス・ピンチュードス。チャチャポヤの民が築いた天空の墓です。
彼らはここにミイラを安置しました。庇には裸の男性像が吊り下げられ、大切な墓を見守っています。

アンデス山脈の山中にいくつもの遺跡を残した謎のチャチャポヤス文化。
その遺跡を撮影するには、玄関口となる都市から5日間もかかります。最もたどり着くのが難しいと言われる世界遺産です。
車・ラバ・徒歩で標高4000mのアンデスの峰を越えると、広大な森が広がります。
そこで出会ったのは貴重な鳥、絶滅したとされていた幻のサル!
そして目もくらむような崖の上にチャチャポヤの民が築いた壮麗な墓がありました。