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2013年10月27日放送
ウジュンクロン国立公園

半島を壊滅させた超巨大噴火

流れ出した熔岩と立ち昇る噴煙。撮影隊は半島の沖合いに浮かぶ火山島へ上陸しました。
かつてここで半島を壊滅させる巨大噴火があったのです。
ひき起こした津波は高さ15m。森は飲み込まれ、死に絶えたのです。

甦った森にすむ最後の51頭

100年を経て、火砕流に埋もれた海にはサンゴ礁が再生し、半島には希少動物が帰ってきました。
その保護を目的にレンジャーが監視カメラを森に設置します。
絶滅の危機にあるジャワサイは、51頭確認されました。

幻のジャワサイを追う!

20年間ジャワサイを追い続ける写真家に同行し、ジャングルの川を遡ります。
岸辺に足跡を発見。そして、水浴びをするジャワサイです。
角が薬になると信じられ乱獲されました。
ここはジャワサイが暮らす最後の森なのです。

1万8千の島々からなるインドネシアは、世界有数の火山地帯。
ジャワ島西端にあるウジュンクロン半島の森は、かつて沖合いにある火山島の大噴火により壊滅しました。火砕流と津波が、海辺の熱帯雨林を飲み込んだのです。
けれど100年の時をかけて熱帯のジャングルは甦り、動物たちも帰ってきました。
絶滅の危機にあるジャワサイが暮らすのは地球上で唯一ここだけ。
ウジュンクロンの森は失ってはならない貴重なものなのです。

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