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2013年10月13日放送
屋久島 II

屋久島の渓谷をゆく

屋久島の大地、花崗岩。川となって流れる大量の水が、岩を削り、深いV字谷をつくりあげた。
川を泳いだ者しか見ることのできない滝を、マルチコプターを使って空撮。また不思議な丸い穴の謎を解く。

天空の花園を目指す

屋久島で最も雨の多い時期、梅雨の6月。1年に1度、赤から白色へと変化する花が一斉に咲く。
標高1800メートルを超える断崖に咲き誇る、まさに天空の花園。水あふれる森を、撮影隊は花園を目指し登る。

豊かな水が育む命

地上に残された貴重な照葉樹の森。屋久杉を始め、モミやツガといった針葉樹の巨木たち。
海岸線に広がる美しい砂浜は、山や森の花崗岩が砕けたもの。
そこは、ウミガメの命が育まれる「ゆりかご」になっている。

ひと月に35日雨が降ると例えられる屋久島。
山岳地域の年間降水量は、1万ミリ。日本の平均の5倍もの雨が降る。直径30キロの島には、川が100本以上流れているという。
大量の水は、花崗岩の大地を削り、世界でも稀な風景を出現させた。
そこに植物たちは根を張り、森をつくり、美しい花を咲かせる。
島最大のV字谷にマルチコプターを飛ばし、壮大な風景を記録した。