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2011年10月2日放送
パンタナール保全地域
変身する大地
1年を通じて、水浸しの大地から乾いた大地へ大変身を繰り返すパンタナール。
雨水によって川が氾濫するダイナミックなメカニズムが生態系を支えていました。
密集!数千万匹のワニ
世界で最もメガネカイマン(ワニ)が密集する地と言われ、現在その数は数千万匹に上ります。ワニは、独特な環境に適応し、ズル賢いハンティング法を身につけていました。
水に浮かぶ森
まるで島のように水に浮かぶ森は、カッポンと呼ばれ、パンタナールの独特な生態系の1つです。
そこは、知られざる動物たちの楽園となっていました。
地球上で最大の湿原といわれる、南米パンタナール。日本の本州と同じ面積を持ちます。
そんな広大な面積が、乾季から雨季へと移る度に風景を一変させています。
特に雨季には、全体の7割近くが水没してしまうとか。でも一見、過酷な自然環境のようで、驚くほど多様な生物が暮らしているのです。
人間も、この生態系を破壊する事なく、うまく適応して暮らしてきました。
番組ではパンタナールの独特な環境と命との関わりを描いてゆきます。
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