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2009年10月18日放送
パリのセーヌ河岸
旧ルーブル宮殿
この中庭を、番組初となる最新鋭のシネマカメラで撮影。パリの日没直後の最も美しい風景をとらえた。
グラン・パレ
1900年に開催された万博のメイン会場。鉄とガラスで建てられた当時の新建築。展示会から馬術競技まで様々なイベントに利用された。またここのサロンから、絵画や美術工芸品の出展を通して、芸術はフランスが誇るひとつの産業となった。
オランジェリー美術館
印象派の画家モネが、晩年に制作した大作「睡蓮」のための展示室が作られている。
天窓から差し込む自然光が作品を包む。
19世紀、大胆な都市改造を実行したパリ。人類にとっても大きな転換点と言える時代、パリは急速に変貌して行った。ガラスや鉄を利用した新建築が、生まれる。写真という新しい技術が発明され、絵画芸術などに大きな影響を与える。印象派を生む要因となった。また市民は新しいものに熱狂した。オートマタという自動人形である。時計のゼンマイの技術と人形制作が合わさり、様々なユニークな自動人形が次々と誕生した。
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