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18世紀そのままの木造建築古民家集落

村に暮らす人々の昔ながらの素朴な生活

スロバキアの古典的なクリスマスの風習

中央ヨーロッパの小さな国、スロバキア。
その山奥にひっそりとしがみつく小さな村がある。その村の名を「ヴルコリニェツ」。
スロバキア語で「ヴルコ」とは狼を意味する。ここはかつて狼を仕留める猟師の村だった。現在総家屋数45戸。住んでいる村人はわずか28人。このさびしげな集落は1993年に世界遺産に登録された。スロバキアの伝統的な木造家屋とその暮らしが「集落」としてそのまま残っている−それがヴルコリニェツの登録理由だ。
2008年12月24日クリスマスイブ。
ヴルコリニェツは私たちが文明社会に置き忘れた素朴な暮らしの魅力を静かに教えてくれる。

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