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2008年8月17日放送
五大陸スペシャルI〜空から見る自然遺産〜

グランドキャニオン、イグアスの滝、カナイマ国立公園、イエローストーン… 。地球誕生から46億年。南北アメリカ大陸には、地球創生の歴史を感じることのできる景観が、今なお息づいている。

グレートバリアリーフの珊瑚礁帯、クイーンズランドの原始の森、シャーク湾に生きる生命の源“ストロマトライト”… 。
大陸大移動の途中、アメリカやユーラシア、ヨーロッパの大陸とは別の動きで、南極大陸側から分裂を果たしたオーストラリア大陸。
そこには今も、他の地域とは異なる特異な生態系が育まれている。

バンダルガン国立公園、ンゴロンゴロ自然保護区、キリマンジャロ国立公園… 。
人類の祖先が生まれたアフリカ大陸では、その広大な大自然から、生命の息吹・大地の躍動を感じます。

その昔、「パンゲア」と呼ばれる1つの大陸だった私たちの地球は、およそ2億年前、地殻の変動により分裂・移動を始め、現在の五大陸へと変化を遂げた。 20億年前の地殻が突き出て生まれた、南米大陸・カナイマ国立公園、恐竜の時代から生き続けるオーストラリア大陸・クイーンズランド。地球誕生から46億年。今も尚、その悠久の歴史を感じることのできる景観を、30分通して空から眺めてゆくことで、普段の放送では感じることのできない “地球規模で捉えた質感の世界遺産”を、堪能していただくことができるでしょう。