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第477回2006年01月08日
白神山地(日本)
遺産名:
白神山地
Shirakami-Sanchi
所在地:日本(Japan)
分 類:N(ii)
登録年:1993
放送日:2006年01月08日
放送回:第477回
白神山地
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数十年前には北日本のいたる所にあったブナ林は、もはやここだけになってしまった。世界最大級のブナの原生林をもつ白神山地。ブナが育む、膨大な保水力を持つこの山は、無数の動植物を育み、落ち葉からしみ出した栄養素は川から海に流れ、豊かな海も養う。
1993年12月、白神山地は屋久島とともに日本で初めて世界遺産に登録された。
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荒れた冬の日本海の水中で乱れ踊るハタハタの群れ。回遊魚ハタハタは毎年冬になると白神山地の水が流れ込む河口付近に産卵の為に戻ってくる。白神山地から水が流れ込む辺りは豊かな海だ。これは、ブナの落ち葉からしみ出した栄養素が海中に流れ込み、プランクトンや海藻を養うため。
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「白神」の名を冠した植物、シラカミクワガタ。その名の通り、白神山地でしか見ることができない。きれいな水が豊富な白神山地は、多様な種の動植物が見られる。白神の水はブナのおかげで水蒸気や雨に形を変え、絶えず循環している。樹齢の古いブナは、数トンの保水力を持つと言われ、水を吸い上げては発散させ、雨を降らせる。
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白神の山々と共に生きてきたマタギと呼ばれる猟師たち。彼らは山で何が起きているのかを伝えてくれる貴重なメッセンジャーでもあった。しかし、世界遺産登録とともに活動範囲は狭められ、現在では世界遺産地域の情報は全く入って来なくなった。一説では、かつて映像に捉えられたクマゲラも絶滅したと言われている。マタギの文化も失われつつある。
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