EY
-- W -- -- --
ARCHIVE
SITE SEARCH
SITE INFO
第347回2003年04月20日
パルミラの遺跡(シリア)
遺産名:
パルミラの遺跡
Site of Palmyra
所在地:シリア(Syrian Arab Republic)
分 類:C(i)C(ii)C(iv)
登録年:1980
放送日:2003年04月20日
放送回:第347回
パルミラの遺跡
previous on air
  next on air
onair access slide


オアシスを取り囲むナツメヤシの木。今から2000年前・・ここに、ナツメヤシのギリシア語、パームという言葉に由来するオアシス都市があった。その町の名は・・・・パルミラ。古代シルクロードに残る、最も華麗なオアシスの都。この町は、中国の長安とローマを結ぶ交易の中継地として栄えた。
photo

東洋と西洋の文化が入り混じる、独自の様式に飾られた華やかなりし時間。中心の記念門を拠点に、延々と続くパルミラのメインストリート、通称、列柱付き大通り。道を飾った列柱の数は、実に750本。町の中心と神殿を結ぶ列柱付き大通りの総延長は、1.3kmにも及ぶ。
photo

パルミラの墓は、塔の形をしたもの、家の形をしたもの、そして地下墓の三つに分類できる。地下墓の中には、今なお発掘作業が行われているものもある。この地下墓は2002年に奈良県立橿原考古学研究所を中心とした奈良・パルミラ遺跡発掘調査団が発見。奥の壁まで、22mもある巨大な墓である。盗掘されず、奇跡的にほぼ完全な状態で見つかった。門柱に刻まれた碑文から、113年からおよそ100年間に渡って使用されたことが分かっている。
photo

石棺のある部屋には、家族の宴会をテーマにした彫像が並んでいる。おそらく、ベール神殿での宴会の様子だ。パルミラの人々は、家族で頻繁に墓を訪れ、彫像と向き合いながら食事をとっていた。墓は、生者と死者が共に語り合う場でもあった。
photo

Copyright(C) 1995-2019, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.