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第314回2002年08月18日
セレンゲティ国立公園I(タンザニア)
遺産名:
セレンゲティ国立公園I
Serengeti National Park
所在地:タンザニア(United Republic of Tanzania)
分 類:N(iii)N(iv)
登録年:1981
放送日:2002年08月18日
放送回:第314回
セレンゲティ国立公園I
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セレンゲティとは、遊牧民マサイの言葉で、「果てしない平原」を意味する。アフリカ大陸を南北に貫く大地溝帯は、雨をもたらす西風を遮り、東アフリカを乾燥させ、広大なサバンナを創り上げた。ここに生息する大型の哺乳類は、約60種類。300万頭もの草食獣が、草や葉を食べ分けて、太古のままで共存している。
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花崗岩の岩山コピエに描かれた、マサイの壁画。彼らは、「神は、マサイのために動物をつくった。他の人間を追い払うことで、マサイは動物を守った」と言う。しかし20世紀、イギリス支配下で、そこは絶好のハンティング場となった。狩猟が禁止されたのは、国立公園に指定された1951年。マサイも移住させられた。
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セレンゲティの主役は、ヌーだ。150万頭に及ぶヌーの大群が、草を求めて移動する範囲に合わせ、公園の面積は、さらに拡大された。ヌーは、50km先の雨の匂いをかぎ分ける。1年で3000kmの長い旅を経て、わずか2週間の間に一斉に出産するのだ。
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なわばりを持ち、移動できない肉食獣は、ヌーの到着を待ちわびる。体重50kgのチーターが、200kgを超えるヌーの成獣を襲うのは、あまりに危険なのだ。小さいもの、怪我を負ったものを狙う。チーターが1回の食事で食べる量は、体重の30%近く。3日に1度、狩りに成功すれば生きていける。
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