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第169回1999年09月19日
フランドル地方のベギン会の建物群(ベルギー)
遺産名:
フランドル地方のベギン会の建物群
Flemish Beguinages
所在地:ベルギー(Belgium)
分 類:C(ii)C(iii)C(iv)
登録年:1998
放送日:1999年09月19日
放送回:第169回
フランドル地方のベギン会の建物群
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1999年5月、ブルッヘ(ブルージュ)の町で行われたキリストの昇天祭の「聖血の行列」。12世紀の第2次十字軍遠征の際、当時の公主フランドル伯がエルサレムから持ち帰ったと云われる「キリストの聖血」。十字軍に扮した行列が、黄金の厨子の中に安置されたその「聖血」を携えて、街中を練り歩く。
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ベギン会とは、中世に女性だけで組織された共同体。ベギン達は町の中に塀で囲われた小さな町、ベヘインホフを形成し、その中で貞潔を守り、神への愛に生きた。当時の修道女とは違い、俗世間との交流を持ち、労働による金銭収入は個人財産として認められ、脱会して結婚することも許されていた。中世の時代に、自立する女性達のユートピアが存在したのだ。
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ヘントのレラインベヘインホフに生存するベギン、エルミナ・オーヘウエイスさん(86歳)。彼女が入会した当時、ここには120人余りのベギンがいたが、彼女一人だけになってしまった。生存するベギンの数は、ベルギーでも数名といわれる。彼女は、中世からの伝統的な暮らしを、今も続けている。
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ブルッヘ(ブルージュ)のベヘインホフ内の博物館にある、中世ベギンの台所。熱源となる中央のストーブの上にはアイロンも置かれ、シンプルながら無駄のない効率的な作り。経済的に自立したベギン達の生活は、貧しくはなかったが、決して贅沢なものではなかった。
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