あらすじ


第八話あらすじ 2010年8月23日(月) よる8時

 夏のある夜、黒木(賀集利樹)は恋人の歩美(京野ことみ)とその息子の大樹(加藤翼)、歩美の友人、百合奈(赤いプルトニウム)の4人で夕食を楽しんでいた。その帰り道、突然、車が4人めがけて突っ込んできた。間一髪のところで難を逃れた黒木は、神南署に通報、車のナンバーの緊急手配を要請する。翌日、黒木らを襲った車が発見されると、その車内には中年女性の絞殺死体があった。遺留品には2つの免許証が…。
ほどなく、車を貸したレンタカー店などの調べから、京都の老舗呉服屋、西条の社長宅で働く家政婦の向井登紀子(川俣しのぶ)だと判明。

 その日のうちに、歩美と百合奈が神南署へと呼ばれた。登紀子の写真を安積(佐々木蔵之介)が見せるが、2人とも知らない人物だという。そこで登紀子の素性を説明すると、歩美の表情が変わった…。と、そこに遺体確認のために上京した西条の社長、澄子(江波杏子)が強行犯係を訪ねてきた。

 澄子によると、登紀子は親戚の看病のために休みを貰っていたといい、黒木が、昨晩の出来事を澄子に話をするが、澄子はにわかに信じられない様子だ。そんな澄子に、東京に登紀子の知人がいないかと安積が尋ねると、澄子の弟、伸彦(佐藤祐四)かもしれないと漏らす。伸彦は西条の重役だったが、ギャンブルが原因で15年前に会社をクビにし、当時交際していた登紀子とも澄子が別れさせたのだという。
その数日後、ローン会社のブラックリストを当たっていた、村雨(中村俊介)と桜井(山口翔悟)の捜査により、伸彦の所在が判明。しかし、住んでいるアパートには、もう伸彦の姿はなかった…。