村雨さんがすごく活躍している話があったり、黒木さんに恋人らしき女性が現れたりと、それぞれの台本を読んだときは、なんだかうれしかったですね。ハンチョウをはじめ、安積班それぞれのメンバーが活躍することで、さらにハンチョウという番組が魅力的になると思います。
僕が演じる桜井がメインの回は、ゲストに大滝秀治さんが登場します。僕は大滝さんとご一緒するシーンがたくさんあったんですけど、本当に素晴らしい方で、こんな僕がお相手させていただいていいのかな…と、恐縮しっぱなしでした。演技もすごく勉強になるというか、緊張しながらもすごくワクワクする感じもありました。台本もすごくよかったので、ぜひ楽しみにしてください。
まずは、シリーズ1、2と積み上げてきたものを、より高いところへと持っていけたらと思ってます。そこで、そのためにはどうすればいいか? というところを模索しながら撮影に臨んでいます。もちろん、安積班の末っ子というポジションは変わらないので、そこを外すことなく、なにか新しいものを加えられたらいいですね。
桜井は村雨を尊敬しているという人物なので、その部分をより感じさせる演技は、ちょっと考えています。例えば、ハンチョウからなにか話があったとき、村雨さんの方をちらっと見るとか。たぶん、桜井だったら自然とそうしていると思うんですよね。画面には映らないかもしれませんが、そういった細かなところも演じて行きたいです。
もちろん、桜井はハンチョウもすごく尊敬しているんですけど、ハンチョウと村雨と、ある意味、天秤にかけているところもあると思います。以前、橋本プロデューサーやキャストのみなさんとの話しの中で、安積ハンチョウと村雨と、意見が食い違うという話があってもいいんじゃないか、という話題が出たことがあって。もしそうなったら、桜井はどちらの考えにつくのか? そんな場面は観てみたいですね。
それと、シリーズ3になって新しいメンバーが加わるということは、番組をご覧の方たちにとって楽しいことだと思いますし、「ハンチョウ」という番組の世界観も、より深く広くなるはず。新しいメンバーの方たちから受ける刺激も、必ずあると思います。例えば、本仮屋ユイカさん演じる美咲は、桜井のことをライバル視するということなので、桜井を演じる僕も、いい影響がもらえると思うんですよね。
やっぱり、個々のキャラクターにスポットが当たる話があるというところでしょうか。例えば、村雨と桜井との関わりも、細かな部分でシリーズ2よりも描かれているので、桜井の心情だけじゃなく、安積班それぞれの気持ちを感じてもらえると思います。