ドラマの中で登場する、懐かしい用語や、
聞き慣れない気になる用語についてを紹介するコーナー。
これらの用語は、文献を元にスタッフが調べたもので、
必ずしも正しいものとは限りません。
あくまで、スタッフの主観も混ざっておりますので、
詳しく知りたい方はご自身でぜひお調べください!
10
ムツゴロウ
作家で動物研究家の畑正憲氏の愛称。東京大学理学部生物学科、同大学院を卒業後、学習研究社で動物記録映画を制作した。退社後は北海道に移住し、動物とふれあえる施設「ムツゴロウ動物王国」を1972年に開園させた。現在は閉園している。2023年に87歳で亡くなった。
ノーパン喫茶
ウェイトレスがミニスカートでパンティをはかずに接客をしていた喫茶店。発祥は1978年ごろの関西とされ、東京や大阪で流行した。床の一部が鏡になっている店もあった。
大江千里
1960年大阪生まれのシンガー・ソングライター。2008年、ジャズピアニストを目指しニューヨークに移住した。ジャケット腕まくり+縞シャツ+チノパン+だて眼鏡がトレードマーク。
DCブランド
デザイナーズ&キャラクターズブランドの略称。ファッションデザイナーや企業が展開する、個性やキャラクター性を全面に打ち出したブランドを指す。1970後半~80年代における国内のファッションムーブメントの象徴となった。
ストリーキング
全裸で街頭を走り抜けること。「streaking=稲妻のように走ること」が名前の由来。1974年にアメリカの学生の間で突然流行し、これが日本にも飛び火した。国内初登場は沖縄の米軍基地内のハイスクールだった。銀座の歩行者天国や原宿にもストリーカーが出没し、公然わいせつの現行犯で逮捕しようとする警官との追いかけっこが世間を騒がせた。
参考資料・HP
『現代〈死語〉ノートⅡ ―1977~1999―』(岩波新書 新赤版) 岩波書店
『20世紀死語辞典』 太陽出版
『失われた言葉辞典』 平凡社
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
NHK 公式HP
ムツゴロウ動物王国 公式HP
大江千里 公式HP
アーバンライフメトロ 公式HP
READY TO FASHION 公式HP
9
愛のコリーダ
1976年に公開された、日本とフランスの合作映画。監督は大島渚。阿部定事件をモチーフに、駆け落ちした男女が激しくも美しく愛に溺れる姿が描かれた。
東村山音頭
1961年に東村山町農業協同組合が中心となって企画し作られた曲。東村山市出身の志村けんが1976年に、TBS系バラエティ番組『8時だョ!全員集合』内のコーナー「少年少女合唱隊」で、アレンジしたものを披露したことで全国に知られることとなった。
失恋レストラン
1976年に発売された清水健太郎のデビューシングル。作詞・作曲はつのだ☆ひろ。
ジェームス・ブラウン
1933年アメリカ・サウスキャロナイナ州生まれの歌手。音楽ジャンル“ファンク”の創始者ともいわれている。ジェームス・ブラウンのライブは、Cape Actと呼ばれるマント・ショーが有名。ステージの締め括りでデビュー曲「Please, Please, Please」を歌う途中、力尽きたように膝をつき、スタッフがマントをかけて舞台袖に連れて行こうとするが、その後突然マントを振り払い、再び歌い出す。これがお約束のパフォーマンスとなり、観客を沸かせた。
参考資料・HP
大島渚プロダクション 公式HP
東村山市 公式HP
ソニーミュージック 公式HP
日本コロムビア 公式HP
Mikiki 公式HP
TAP the POP 公式 HP
uDiscoverMusic 公式HP
8
ぶりっ子
「かわいこぶりっ子」の略。男性の前で無知や非力を装うなど、しぐさや言動により過剰にかわいこぶる女性のことを指す。アイドル歌手の松田聖子が代表格とされた。タレントの山田邦子が「かわいこぶりっ子、ぶるぶるぶりっ子」というギャグを披露したのが最初と言われ、昭和56年ごろから流行した。
ヤンヤン歌うスタジオ
1977年から1987年まで、テレビ東京で放送された音楽バラエティ番組。アイドルたちがコントを披露したほか、普段見られないアイドルたちの楽屋での様子や、ディレクター、マネージャーの活躍ぶりをギャグで綴りながら紹介した。
ヒロシ&キーボー
1982年から1984年まで活動した、黒沢博とキーボーからなる男女デュオ。デビュー曲「3年目の浮気」が130万枚をセールスし、第15回日本有線大賞の最優秀新人賞を受賞した。
鈴木くんと佐藤くん
1984年からエスビー食品によって販売されたスナック菓子。日本で最も多いと言われる姓をネタにした名前のお菓子で、ハンコの形をしていた。鈴木くんは塩味、佐藤くんがチーズ味で、のちにコンソメ味の田中くん、サラダ味の山本さんも発売された。
C-C-B
1982年に結成した、男性3人からなるロックバンド。当初は「Coconut Boys(ココナッツボーイズ)」だったが、略称がのちに正式なバンド名になった。1985年にはTBS系ドラマ『毎度おさわがせします』の主題歌にもなった「Romanticが止まらない」が大ヒット。1989年に解散している。
チェッカーズ
男性7人からなるロックバンド。1983年にシングル「ギザギザハートの子守唄」でデビューし、「涙のリクエスト」「ジュリアに傷心」などが大ヒット。全身チェック柄のファッションを真似する若者が続出するなど、アイドル的な人気を博し社会現象を起こした。1992年に解散している。
パティオ
スペイン語で中庭の意味。建物や塀などで囲まれ、屋根のないオープンスペースになっていることが多い。おもにスペインやラテンアメリカの住宅にみられる。『金曜日の妻たちへIII 恋におちて』では、パティオで歓談するのが重要なシーンのひとつだった。
参考資料・HP
『現代〈死語〉ノートⅡ ―1977~1999―』(岩波新書 新赤版) 岩波書店
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
『【難解】死語辞典』 宝島社
『20世紀死語辞典』 太陽出版
公益財団法人 放送番組センター 公式HP
黒沢博 公式HP
エスビー食品 公式HP
ユニバーサル ミュージック合同会社 公式HP
チェッカーズ 公式YouTubeチャンネル
SUUMO 公式HP
7
ファミコン
1983年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の略。ファミコンをテレビにつなぎ、別売りのカセット(ソフト)を入れ換えるだけでいろいろなゲームで遊べる点が、当時としては画期的で、特に小学生の間で爆発的な人気を博した。各メーカーがファミコン用ゲームソフトの開発に参入し、1984年にナムコから発売された「ゼビウス」や、1985年の「スーパーマリオブラザース」のヒットで一大ブームが巻き起こった。そのほかにも「ロードランナー」をはじめミリオンセラーとなるソフトが続々誕生した。
うまい棒
1979年よりやおきんから販売されている棒状のスナック菓子。最初に発売されたのはソース味・サラミ味・カレー味の3種類。そのうち、サラミ味は現在も販売が続く定番の味。2001年には一般公募により誕生したエビマヨネーズ味が発売。
五月みどり
1939年生まれの女優・タレント・歌手。1975年、36歳の時に映画「五月みどりのかまきり夫人の告白」(東映)で主演を務め、話題になった。
坂東英二
1940年旧満州生まれの俳優・司会者。プロ野球中日ドラゴンズの元選手。TBSのドラマ『金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?』で俳優デビュー。『金曜日の妻たちへIII 恋におちて』にも出演した。
コンサバ
コンサバティブ(conservative)の略。保守的な考え方、思想。また、保守的な人、保守主義者。
トラック野郎
1975年から1979年にかけて公開された、日本映画「トラック野郎」シリーズ(全10作)。スケベでおっちょこちょいで短気だが人情に厚い長距離トラック運転手“トラック野郎”たちが全国津々浦々を舞台に繰り広げる笑いと涙の珍騒動が描かれている。
寅さん
1968年からフジテレビのドラマとして作られ、1969年に松竹映画になった「男はつらいよ」(山田洋次監督)シリーズの主人公・車寅次郎の愛称。渥美清扮する“フーテンの寅さん”や、兄思いの異母妹・諏訪さくら(倍賞千恵子)など、ドラマと映画の出演者はほとんど変わらず、人気女優をマドンナに迎えるシリーズものとして定着し、日本中から愛される作品となった。1983年には“一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックに認定された。
参考資料・HP
『現代〈死語〉ノートⅡ ―1977~1999―』(岩波新書 新赤版) 岩波書店
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
『20世紀死語辞典』 太陽出版
任天堂 公式HP
やおきん 公式HP
五月みどり 公式HP
板東英二 公式HP
東宝 公式HP
スカパー 公式HP
松竹映画『男はつらいよ』 公式HP
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ジェームス三木
旧満州奉天(瀋陽)生まれの脚本家で元歌手。小学生のころ日本に引き揚げ、大阪府の高校を経て劇団俳優座養成所に入った。1955年にテイチク新人コンクールに合格してから13年間歌手として活動したのち、1967年に「月刊シナリオ」のコンクールに入選。脚本家の道に進む。代表作のひとつに、日本文芸大賞脚本賞を受賞した1985年に放送のNHK連続テレビ小説『澪つくし』がある。脚本のほかに舞台演出、映画監督、小説、エッセイなども手がける。
金妻
1983年から1985年までTBS系列で放送したドラマ『金曜日の妻たちへ』シリーズの略称。コミュニティ内での複雑な人間関係が描かれ、「金妻」は不倫の代名詞にもなった。3シリーズあり、小川知子はⅠとⅢ、奥田瑛二と森山良子はⅢに出演している。シリーズⅢの主題歌「恋におちて -Fall in love-」はミリオンヒットとなり、作曲・歌の小林明子は第27回日本レコード大賞で新人賞を獲得した。
松村雄基
1963年生まれの俳優。代表作は1984年から1985年にTBS系列で放送したドラマ『スクール☆ウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争〜』。主演・山下真司が熱演した“泣き虫先生”が、無名の弱小高校ラグビー部をわずか7年で日本一に導くまでが描かれている。松村は“川浜一のワル”として恐れられる不良少年・大木大助を演じ、ドラマでは高野浩和演じる体の弱い幼馴染“イソップ”と親友だった。
ばっくれる
やるべきことから逃げたり知らんぷりをしたりすること。学校を無断でサボったり早退したりする意味でよく使われた不良言葉。とぼける、シラを切ることを意味する「しらばっくれる」から派生した。
金八先生
1979年から2011年まで32年間にわたってTBS系列で放送したドラマ『3年B組金八先生』シリーズの略称。主演は武田鉄矢。さまざまな社会問題をテーマに取り入れながら、中学3年の多感な時期を描いた。第1シリーズではアバズレた“ツッパリ”の山田麗子を三原じゅん子(当時は三原順子)が演じた。同級生へのリンチシーンで自分では殴らずに仲間に指示するセリフが有名。
アベベ
1932年生まれのエチオピアのマラソン選手、アベベ・ビキラ。1960年のローマ五輪で、靴が壊れたが現地でフィットする靴が見つからず裸足で走り、当時無名だったにもかかわらず2時間15分16秒2の世界記録で優勝した。1964年の東京五輪では、盲腸の手術後にもかかわらず2時間12分11秒2の世界記録で五輪史上初の2連覇を達成したが、この時はもちろん靴を履いていた。1973年に脳出血で亡くなった。
スクールメイツ
渡辺プロダクションが1963年に設立した東京音楽学院の生徒から選抜したメンバーで1964年に結成されたグループ。キャンディーズや布施明、森進一など多くのスターを輩出している。
ボンタン
ワタリ(ももの付け根の幅)が太く、スソに向かって細くしぼりこんだシルエットの制服ズボン。当時の不良のメンツで、その太さを競い合うように変形したズボンを履いていた。
アグネス・ラム
アメリカ・ハワイ出身のモデル。1956年生まれ。1975年に雑誌「non-no」のモデルで日本デビュー。ライオンのCMでブレイクし、初代クラリオンガールに選ばれ、多くのCMに起用された。
探偵物語
1979年から1980年まで日本テレビ系列で放送されたドラマ。主演は松田優作。私立探偵の工藤俊作が様々な事件にかかわっていく様子が描かれている。工藤が移動手段として愛用していたのがイタリアのオートバイ・ベスパだった。
参考資料・HP
『現代〈死語〉ノートⅡ ―1977~1999―』(岩波新書 新赤版) 岩波書店
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
『20世紀死語辞典』 太陽出版
『【難解】死語辞典』 宝島社
ジェームス三木 公式HP
小林明子 公式HP
公益社団法人 日本作曲家協会 公式HP
KINENOTE 公式HP
松村雄基 公式HP
スクールメイツ 公式HP
スーン 公式HP
5
川島なお美
1960年11月10日生まれの女優で、青山学院大学在学中に芸能界デビュー。日替わりで現役女子大生がDJを務め、“女子大生ブーム”の走りとなった文化放送のラジオ番組「ミスDJリクエストパレード」で、初代パーソナリティーに抜擢され、女子大生DJとしてブレイクした。2015年に胆管がんのため54歳で亡くなった。
オールナイトフジ
1983~91年までフジテレビで放送された伝説の生放送深夜番組。ごく普通の女子大生たちが歌うなど、素人ならではの初々しさで人気の番組となった。
中曽根首相
市郎たちが生きる1986年当時の総理大臣・中曽根康弘。第71~73代内閣総理大臣を務め、当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガンとは「ロン」「ヤス」の愛称で呼び合うほど、強固な信頼関係を築いた。2019年に101歳で亡くなった。
ディスコ
アルコールを飲みながら、音楽のリズムに合わせて好きなように踊る娯楽施設。1978年に日本で公開された映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のヒットで日本にもディスコブームが起こった。「マハラジャ」が有名。
ワンレン
ワンレングスの略。ストレートのロングヘアを切り揃え、段(レイヤー)を入れない女性のヘアスタイルで、芸能人では“W浅野”の浅野温子と浅野ゆう子が代表的。
ボディコン
英語で「体を意識した」という意味のボディコンシャスの略。体のラインを強調した服で、バブル期のディスコには“ワンレン・ボディコン”姿の女性が多く集まった。
大沢悠里のゆうゆうワイド
1986年から2016年までTBSラジオで放送した平日の生バラエティ番組。
参考資料・HP
『【難解】死語辞典』 宝島社
『現代〈死語〉ノートⅡ ―1977~1999―』(岩波新書 新赤版) 岩波書店
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
『流行語』 毎日新聞社
NHK 公式HP
フジテレビ 公式HP
首相官邸 公式HP
大沢悠里のゆうゆうワイド 公式HP
4
夜ヒット
生放送の音楽番組『夜のヒットスタジオ』の略称。1968年~1990年の20年以上にもわたりフジテレビ系列で放送された長寿番組で、国内外問わず様々なジャンルの歌手・アーティストが生放送でヒット曲を披露していた。
バース
1954年アメリカ・オクラホマ州出身の元プロ野球選手、ランディ・バース。1983~1988年まで阪神タイガースで“史上最強の助っ人”として大活躍した。
風と木の詩
1976年~1984年まで小学館の「週刊少女コミック」と「プチフラワー」で連載された竹宮惠子作の漫画。両親の愛に育まれ素直に育ったセルジュと、愛を知らずに育った美少年ジルベール。学校の寄宿舎で同室になった2人の愛が描かれ、“BL漫画の金字塔”といわれる。
あばずれ
常識や倫理観がない女性のことで、とくに終電近くまで夜遊びをしたり、軽々しく性的交渉を持ったりするような不良少女や、旦那や子供をほったらかしにして他の男とお酒を飲んでいるような人妻を指す。江戸時代に流行った品行が悪く厚かましい人のことを指す「阿波擦れ」から転じた言葉。現在の「ビッチ」と同じような意味。
おれは男だ!
1971年~1972年に日本テレビ系列で放送されたテレビドラマで原作は津雲むつみの漫画。森田健作演じる熱血高校生が、女子校から共学になったばかりで生徒の8割が女子という学校に転校して来た――剣道同好会を立ち上げバトン部のヒロインと対立しながらも、徐々にお互いを理解していく友情と愛が描かれた熱血青春ドラマ。
男女7人夏物語
1986年夏にTBS系列で放送したドラマ。「結婚適齢期」といわれる年齢なのに人生が定まらない男女7人が、不器用ながらも懸命に生きていく姿が描かれている。明石家さんまや大竹しのぶらが出演。
加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ
1986年~1992年までTBS系列で放送した、加藤茶と志村けんの冠バラエティ番組。通称“加トケン”。
おニャン子
1985年~1987年までフジテレビ系列で夕方5時台に生放送されていたバラエティ番組『夕やけニャンニャン』に登場した、15歳~20歳の女子中高生のタレントグループ「おニャン子クラブ」のこと。ほとんどが素人の彼女たちだったが、人気作詞家・秋元康が書いたきわどい歌詞の歌が次々とヒット! デビュー曲「セーラー服を脱がさないで」で大ブレイクし、出す曲すべてがベストテン入りした。メンバーは次々とドラマ出演を果たすなど芸能界に“おニャン子旋風”が吹き荒れ、1986年の流行語大賞流行語部門・大衆賞に選ばれた。
オバン
流行に遅れた・年寄りくさい女性(おばさん)のことを指した若者言葉。
ツッパリ
イキがって格好をつけたがる不良少年の俗称。長ラン・ボンタンなどのファッションで、「マブいスケ」(美人)・「ガンつける」(目が合う)などの言葉を使っていた。
参考資料・HP
『流行語大賞30周年 受賞語で振り返る30年の世相と日本人』(現代用語の基礎知識 2014別冊付録) 自由国民社
『20世紀死語辞典』 太陽出版
『【難解】死語辞典』 宝島社
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
『現代〈死語〉ノートⅡ ―1977~1999―』(岩波新書 新赤版) 岩波書店
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
フジテレビ 公式HP
一般社団法人日本野球機構(NPB) 公式HP
週刊ベースボール 公式HP
漫画家・竹宮惠子 公式HP
テレビドラマデータベース 公式HP
TBSチャンネル 公式HP
TBSショッピング 公式HP
3
毎度おさわがせします
1985年~1987年までTBS系列で放送したドラマシリーズ。“性”への興味津々な年頃の仲良し男子中学生3人組が繰り広げる、ちょっとエッチな騒動と、毎度頭を抱える大人たちとのやり取りがコミカルに描かれている。
やしきたかじん
1949年大阪市生まれの歌手でタレント。1986年に発売したシングル「やっぱ好きやねん」がヒット。政治・経済・社会を大胆に斬るストレートな発言で、関西を中心にカリスマ的人気を誇り、司会を務める番組が軒並み高視聴率をキープすることから“関西の視聴率男”と呼ばれた。2014年に心不全で亡くなった。
サンキュー照代
1978年頃活躍した夫婦漫才師の春日三球・照代が由来。「地下鉄の電車はどこから入れたの?それを考えてると一晩中寝られないの」というフレーズで有名な地下鉄漫才で一世を風靡した。
バニー・ガール
ウサギをかたどったコスチュームを着てサービスをする女性たちのこと。アメリカの高級クラブ“プレイボーイ・クラブ”内のウエイトレスの格好が始まり。
スケバン
「番を張る」という意味で非行少年グループのリーダーを番長、少女グループのリーダーをスケ番と呼んだ。1972年頃から一般的に使われるようになり、その後和田慎二原作の漫画『スケバン刑事』がドラマ化や映画化されたことがきっかけで大流行した。
ハッスル
1963年の春、阪神タイガースがアメリカ遠征のキャンプから持ち帰ってきた言葉。頑張ったプレーや張り切ったプレーを“ハッスルプレー”と呼び流行った。
参考資料・HP
『20世紀死語辞典』 太陽出版
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
『失われた言葉辞典』 平凡社
『流行語』 毎日新聞社
公益財団法人 放送番組センター 公式HP
やしきたかじんメモリアル 公式HP
一般社団法人 漫才協会 公式HP
2
クラリオンガール
カーオーディオメーカーのクラリオンがかつて開催していたキャンペーンガール。メディアデビューを目指す音楽を愛する女性たちが応募した。
大阪万博
1970年(昭和45年)3月15日~9月13日まで、大阪府吹田市の千里丘陵で開催された国際博覧会「日本万国博覧会」の略称。「人類の進歩と調和」をテーマに77か国が参加。各パビリオン(展示館)には連日長蛇の列ができ、万博史上最高記録となる延べ6421万人以上が訪れた。アメリカ館の「月の石」や、万博のシンボルでもあるテーマ館の「太陽の塔」(岡村太郎作)が大きな話題を集めた。
宜保愛子
タレントとしても活動した作家。霊能者として取り上げられ、1980年代に一躍注目を浴びた。
翔んだカップル
「週刊少年マガジン」で連載された、柳沢きみお作の漫画。映画化やドラマ化もされている。不動産屋の手違いで一緒に住むことになった高校生男女の共同生活が描かれている。
タイマン
一対一で喧嘩すること。敵の大将とタイマンでケリをつけるのが、清く正しい戦い方という考え方がある。
Let'sダチ公
「週刊少年チャンピオン」で連載された、積木爆(原作)、木村知夫(作画)による漫画。ツッパリ高校生コンビがケンカに明け暮れる学生生活が描かれている。
ちあきなおみ
1947年生まれ。1969年に歌手デビューし、女優としても活躍。1972年には「喝采」で『第14回日本レコード大賞』を受賞した。
参考資料・HP
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
『20世紀死語辞典』 太陽出版
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
万博記念公園 公式HP
コロムビア 公式HP
クラリオン 公式HP
1
ニャンニャン
うれしいときや相手に甘えたいとき使われる言葉。もともとは、盛りのついた猫の鳴き声から生まれ、“いちゃつく”“キスする”ことも含む、性行為の意味を持つこともある…♥
写ルンです
1986年に富士写真フイルムが発売した、世界初レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)。当初は24枚撮りと限りがあったため、大事に撮り溜めた。現像してみないとわからないワクワク感があった。
プッツン
1986年の新語・流行語大賞で流行語部門・大衆賞に選ばれた、コメディアン・片岡鶴太郎のギャグ。人に責められたり、都合の悪いことがあると「プッツン」と言って、その場をごまかしてしまう。このギャグが若者に大ウケした。
積木くずし
一人娘の非行から更生までの実体験を綴った俳優・穂積隆信のベストセラー作品。1983年にTBSでドラマ『積木くずし−親と子の200日戦争−』を放送した。
「ほとんどビョーキ」
テレビ朝日の深夜番組『トゥナイト』内で、性風俗レポートを担当した山本晋也監督が使い流行した言葉。日常感覚ではとてもついていけないくらいすごい・おかしくなっているというようなニュアンス。
サーティーワン
1974年に日本に初上陸。当初はあまりなじみがなかったチョコレートミント味も、緑色の珍しさと新しいおいしさが評判を呼び、1986年当時はミントブームが到来した。
チョメチョメ
バラエティ番組『アイ・アイゲーム』の中で、司会の山城新伍がクイズを出題する際、伏せ字の「××」をこう読んだことが起源。番組では伏せ字の部分がほとんど下ネタだったため、男女がイチャイチャする意味もついてきた。
ビニ本
立ち見や立ち読みを防ぐため、ビニール袋に入れられた大人の本♥
セーラーズ
1980年代を代表する伝説のブランド。
くれない族
TBSテレビの金曜ドラマ『くれない族の反乱』から生まれた言葉。元は「親がきちんと育ててくれない」「先生が教えてくれない」と、何でも人のせいにし、言い訳ばかりでやる気のない若者のことを指していたが、ドラマでは「夫がかまってくれない」「子どもが言うことをきいてくれない」と、主婦の不満を表す言葉として描き、1984年の新語・流行語大賞で流行語部門・銀賞に選ばれた。
バック・トゥー・ザ・フューチャー
1985年公開のロバート・ゼメキス監督の映画。主人公がタイムマシンで30年前にタイムスリップする物語。イノウエ少年は感化され、科学者になりタイムマシンを作る夢を語った。
シェイプアップ乱
1983〜1985年頃まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、徳弘正也作のお色気ギャグ漫画。
参考資料・HP
『昭和流行語辞典』(三一新書) 三一書房
『現代〈死語〉ノートⅡ ―1977~1999―』(岩波新書 新赤版) 岩波書店
『ことば昭和史 WORD & WORDS 昭和世相流行語辞典』 旺文社
『昭和だョ!全員集合』 新潮社
『流行語大賞30周年 受賞語で振り返る30年の世相と日本人』(現代用語の基礎知識 2014別冊付録) 自由国民社
『【難解】死語辞典』 宝島社
特許庁 公式HP
B-R サーティワン アイスクリーム 公式HP
セーラーズ 公式HP