現場レポート
vol.14 ありがとうございました！
「夫婦道」ファンのみなさま、コンニチハ！
世の中の物事については、始まりがあれば、いつの日かは終わりがやってくるもの…と、ほぼ相場が決まっているかと思われますが、09年4月15日からスタートした「夫婦道」にも、ついに最終回という日がやって参りました。昨今では少なくなった“ホームドラマ”に日々の雑事を忘れて、番組を楽しんでいただき、ありがとうございました。
思い返せば「夫婦道」がクランクインしたのが、昨年9月中旬のこと。それからスタジオ収録を中心に撮影が進み、クランクアップを迎えたのが12月初旬でした。撮影現場にお邪魔していて感じたのが、鉄矢さんを中心に、キャスト＆スタッフが本当に和気藹々とした空気の中で、それぞれプロフェッショナルな仕事をしているということです。いつも笑顔を忘れず、そしてシメるところはビシッと引き締めるという感じでしょうか。「歳を重ねた役者が笑いを取るために、懸命に知恵を絞ったり動きを工夫したりする姿というのも、すごく美しい風景じゃないかなと、自負したりしています」と記者会見のときに鉄矢さんがおっしゃった言葉が、「夫婦道」の現場にいると、ふと思い出されるんですよね…。
なんて、当番組のホームページを担当させていただいたnobu-cの、まったくもって個人的な気持ちでしかありませんが（笑）、番組をご覧になった方の中で少しでも共感していただける部分がありましたら幸いです。
さて、番組は終了してしまいますが、ご覧になられたみなさんのところには、「夫婦道」という作品の中で描かれた様々な事柄が、何らかの形で残るものと思われます。そして、その“何らかの形”で残ったものは、みなさんのちょっとした財産になるかもしれません。例えば、高鍋家の人たちが教えてくれた“家族を思いやる気持ち”“隣人を思いやる気持ち”などです……というのは、少々大げさな言い方でしょうかネ!?
それでは、今まで水曜劇場「夫婦道」をご覧いただき、ありがとうございました。そして、番組ホームページへアクセスいただき、ありがとうございました。更なる続編が実現するとよいですね。そのときには、またよろしくお願いします！ｍ(_ _)ｍ