各賞
【ASIA Awards】
ASIA Grand Prize
賞金:50万円
ASIA Gold
賞金:30万円
ASIA Silver アジアからの視点 (Asian Perspective)
賞金:10万円
ASIA Silver 優秀技術賞 (Splendid Technique)
賞金:10万円
ASIA Silver 優秀美術賞 (Innovative Art)
賞金:10万円
ASIA Next Generation
賞金:10万円
ほか
副賞あり
【JAPAN Awards】
JAPAN Gold
賞金:20万円
JAPAN Silver
賞金:10万円
JAPAN Next Generation
賞金:5万円
ほか
副賞あり
【JAPAN Youth】
Youth Gold
Youth Silver
ほか
審査員

塩田 周三
(株)ポリゴン・ピクチュアズ 代表取締役/CEO
profile

安藤 紘平
映画監督 東 京国際映画祭プログラミングアドバイザー / 早稲田大学名誉教授
profile

野村 辰寿
アニメーション作家/多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授
profile

杉野 希妃
女優・監督・プロデューサー
1984年生まれ、広島県出身。2005年、韓国映画『まぶしい一日』で俳優デビューし、続けて『絶対の愛』(06/キム・ギドク監督)に出演。2008年から映画制作にも乗り出し、主演兼プロデュース作『歓待』(10/深田晃司監督)で作品賞と女優賞を受賞。出演兼プロデュース作は『おだやかな日常』(12/内田伸輝監督)、『ほとりの朔子』(13/深田晃司監督)他多数。14年のロッテルダム国際映画祭で日本初の審査員に選ばれる。『マンガ肉と僕』(14)で監督デビューを果たし、監督2作目『欲動』で釜山国際映画祭Asia Star Awardsの新人監督賞を受賞。監督主演作『雪女』(16)は東京国際映画祭コンペティション部門に正式招待、ケソン国際映画祭で審査員賞を受賞。『海の底からモナムール』(ロナン・ジレ監督)、『夏、至るころ』(池田エライザ監督)、『ユキとの写真』(ラチェザール・アヴラモフ監督)、『愛のまなざしを』(万田邦敏監督)など出演作が公開待機中。
Message
コロナ禍で、思いもよらなかった様々な変化がありました。人と人との距離感、「生きる」ということをいつも以上に差し迫って考え、これからの未来に思いを馳せる日々。映画とは一体何なのか。本当に必要なのか。どのような姿となって表れるのか。胸を貫く作品たちを今年も楽しみにしています。
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塩田 周三
(株)ポリゴン・ピクチュアズ 代表取締役/CEO
上智大学法学部国際関係法学科卒業。1991 年 新日本製鐡株式會社入社。1997 年 株式会社ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画後、1999 年 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ入社。2003 年 代表取締役に就任し、海外マーケット開拓に注力。一方で、Prix Ars Electronica(オーストリア)、SIGGRAPH(米) などの国内外映像祭の審査員を歴任し、2008 年には、米国アニメーション専門誌 Animation Magazine が選ぶ「25 Toon Titans of Asia」の一人に選定された。2016 年のアヌシー国際アニメーション映画祭では審査員を務める。米国育ち、趣味はバンド活動。
Message
技術の進化によりヒト・モノ・情報が未だかつてない程自由に流通した結果、世界の殆どの人々がほぼ同時期にCOVID-19の脅威に曝されました。各々の「日常」が等しく激しく揺らぐ時、作家の皆さんが如何に多様に反応するのか、興味深いです。
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安藤 紘平
映画監督 東 京国際映画祭プログラミングアドバイザー / 早稲田大学名誉教授
青年時代、寺山修司に師事。繊細で独創的な表現力で知られる映像作家。ハイビジョンを使っての作品制作では世界的な先駆者。多数の作品で、ハワイ国際映画祭銀賞、トノンレバン国際独立映画祭グランプリ、モントルー国際映画祭グランプリなど数多く受賞。パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京、横浜などの美術館に作品収蔵されているほか国立フィルムセンターに全作品が収蔵されている。2001、05年パリにて安藤紘平回顧展開催。
Message
短編映画は俳句のようなものだ。少ない映像の隙間を多様なイマジネーションが埋めてゆく。動的に華麗に詩的に壮大に・・・デジコン6は若い才能にとって強い味方である。現代の若者が羨ましい!
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キャレン・セバンズ
作家・プログラマー・教職
キャレン・セバンズは、ニューヨークと東京で映画監督、映画評論家、プログラマー、ジャーナリスト、広告エグゼクティブとして活躍してきました。コロンビア大学で映画修士号、ジャーナリズム修士号を取得し、現在はテンプル大学と東京藝術大学で映画講座を教えています。2008年より日本外国特派員協会の映画シリーズのキュレーター、2015年よりニューヨーク・アジアン映画祭のプログラマーを務めています。東京を拠点に、トランスナショナルなプロジェクトを手がけるブティック型の映画制作・プロモーション会社、KiSMet Productionsの創立パートナーです。
Message
このような厳しい時代にあって、アートの創造と共有は、私たちの生活と未来への希望にとって非常に重要であることを思い知らされます。DigiCon6 Asiaの映画製作者たちのユニークな映画的ビジョンに、魅了され、感動し、インスピレーションを受け、満喫することを楽しみにしています。
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ポール・ウィリアムズ
アニメーター
1976年イギリス生まれ。絵画と映像を7年間学んだ後、ウェスタンケープ大学アニメーション学科を卒業。 2003年までアニメーターとしてイギリス、ドイツ、フラン、スペイン、ホーランドなどで活躍。アカデミー賞ノミネート作品、シルヴァン・ショメ監督の『The Illusionist』やカンヌ国際映画祭で、ある視点賞をスタジオジブリが受賞したマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィエット監督の『レッドタートル』などを手がけた。アリ・フォルマンによる近日公開の『Where is Anne Frank』にも携わった。 2018年より日本でフリーランスとして働いており、現在も新たなプロジェクトを進めている。
Message
この状況下において、人々は今まで以上に家で画面を見て、物語に浸る時間が増えました。 ストーリーテリングは個性がある事がとても重要で、このDigiCon6 ASIAのファイナリストとなった各地域のゴールド受賞者の皆様は、アジアの才能のるつぼです。 各地域の代表として選ばれた皆様に心よりお祝い申し上げます。 ここまでたどり着いた皆様おめでとうございます!皆様の中から湧き上がってくる素晴らしい作品の数々を見るのが待ちきれないです。 今年の授賞式で皆が一丸となり、多様な創造性と物語を楽しみ、尊重し合えることを願っています。
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エドモンド・ヨウ
映画監督
エドモンド・ヨウはクアラルンプールと東京を拠点とするマレーシアの映画監督。短編映画『KINGYO』(2009年ヴェネツィア映画祭)、『INHALATION』(2010年釜山国際映画祭、短編最優秀作品賞)により期待の映像作家として高く評価される。2017年には長編2作目の『アケラット-ロヒンギャの祈り』で東京国際映画祭、最優秀監督賞を受賞。日本・マレーシア共同製作で永瀬正敏、水原希子出演の『MALU 夢路』が今年公開。
Message
現在も続くコロナウィルスによる混乱は私達の日常生活に多くの困難をもたらしたと共に、視覚的な作品の重要性を高めました。各地域のクリエイターによるクリエイティブに富んだ作品の数々は、観る人に希望やインスピレーションを与え、芸術はこの様な困難においても、力強くあり続けることを証明しています。クリエイターの皆さんの作品によって一つになれることに感謝します。各地域のDigiCon6クリエイターが生み出した今年の作品達を、審査員として体験できることを光栄に思います。
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伊藤 有壱
アニメーションディレクター
1962年生。1998年I.TOON Ltd. 設立、同代表。クレイを中心にあらゆる技法を使いこなし、キャラクターデザインや、アニメーションなど幅広い分野で活躍。 代表作に放送25年目を迎える「ニャッキ!」(NHK Eテレ)、みんなのうた「グラスホッパー物語」、横浜の港を舞台にしたオリジナル短編「HARBORTALE」(ZLIN FILM FESTIVAL最優秀アニメーション賞他受賞)、「ガーデンベア」(全国都市緑化横浜フェア2017公式マスコット)デザイン、他多数。18th広島国際アニメーションフェスティバル国際審査委員長。
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授。日本アニメーション協会理事。
Message
2019アジアグローバル香港大会は今までと一味違った「アジアの熱量」とDigiCon6の真価を肌で感じた素晴らしい大会でした。その1年後にCOVID19禍が世界の人の行き来を断絶してしまうとは誰が予想したでしょう? そんな激動の時代に、逞ましく映像作品を創り応募して下さった皆さんに心から感謝とエールを送ります! 応募作には実写も増え、アニメも含めテーマ、応募者層も多様化、世相も反映されておりとても興味深かったです。
映像クリエイターにとって厳しくも新しい時代、DigiCon6ASIA と共に創り続けていきましょう!
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野村 辰寿
アニメーション作家/多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授
1964年生まれ。1987年株式会社ロボットに入社。CMディレクターとして活動後、フジテレビ『ストレイシープ』、NHKプチプチアニメ『ジャム・ザ・ハウスネイル』などさまざまな手法のオリジナルアニメーション作品、CM、絵本、イラストレーション、展示映像など幅広く手がける。2011年より母校である多摩美術
大学グラフィックデザイン学科にてアニメーションを指導。日本アニメーション協会理事。
Message
今、世界中が新型コロナウィルスで大変なことになっていますが、こんな時こそ、映像作品にしかできない、心に刺さったり、滲み入ったり、救ってくれる作品を楽しみにしています。
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竹内 海南江
リポーター
1986年より「世界ふしぎ発見!」(TBS系)のミステリーハンターとして、30 年にわたり世界100カ国以上をレポート。現在も、国内外をレポートし続ける。長年の旅の経験を生かし、バッグ・帽子・靴などのプロデュースも手がける。
著書に、「アフリカの女」(幻冬社文庫)、「おしりのしっぽ〜旅する私のふしぎな生活」(集英社be文庫)など。2016年、エッセイ「あっというまに」(KKベストセラーズ)を上梓
Message
こんな時代だからこそ、映像の力で、人間力を発揮して下さい。
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犬童 一心
映画監督・CMディレクター
1960年東京生まれ。高校時代より自主映画の監督・製作をスタートし、大学卒業後はCM演出家としてTV-CMの企画・演出を手掛け、数々の広告賞を受賞。その後、長編映画デビュー作となる『二人が喋ってる。』(97)が映画監督協会新人賞を受賞。1999年に『金髪の草原』で監督デビュー。代表作に『ジョゼと虎と魚たち』(03)、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)、『眉山 びざん』(07)、『のぼうの城』(12)、2019年には『引っ越し大名!』・『最高の人生の見つけ方』が公開。
Message
「何が欲しいって、とにかく驚きたい。思い込みは、覆されたい。見る前に飛
んでしまったような、勇気を振り絞った作品に来て欲しいなあ。さもなくば、
センスがどうのじゃなくて、粘りきったしつこさ満点の映像」
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片桐 仁
俳優・彫刻家
1973年11月27日生まれ 埼玉県出身、多摩美術大学卒業。舞台を中心に、ドラマ・ラジオなどで活躍中。近年の主な出演作は「99.9-刑事専門弁護士-」(’18 TBS)「あなたの番です」(’19 日本テレビ)等、12月からは再再演となる舞台「No.9-不滅の旋律-」の出演も決まっている。俳優業の傍ら粘土創作活動も行い昨年は初の海外個展【片桐仁 不条理アート粘土作品展 ギリ展 台湾】を開催した。
Message
毎年、色んな作品を観て賞を選び、表彰式で作者にお会いすると「あーこんな人が作ってるんだ〜」と、納得したり意外だったり。今年も楽しみにしております!
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本広 克行
映画監督・演出
1965年生まれ。香川県出身。
1996年に初の映画監督作品『7月7日、晴れ』で劇場デビュー。
2003年に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、日本映画(実写)興行収入記録歴代一位の座を獲得。その後もドラマ・演劇・アニメ等、活動の場は多方面に渡る。2015年公開の映画『幕が上がる』(平田オリザ原作・ももいろクローバーZ主演)では、舞台版の演出も担当。最近作は映画『亜人』(2017年)、『曇天に笑う』(2018年)、HTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』(2019年)など。
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久保田 直
映画監督/TVディレクター
1960年生まれ。株式会社ソリッドジャム代表取締役。1983年よりドキュメンタリーを中心としたテレビ番組や映像作品を多数演出し、ギャラクシー賞、全日本テレビ製作社連盟賞、総務大臣賞などを数多く受賞。2007年には、フランス・カンヌで開催される世界最大の国際映像コンテンツ見本市MIPDOCでTraiblazer賞を受賞。世界の8人のドキュメンタリストに選出された。また、初監督作品の劇映画『家路』は、ベルリン国際映画祭に正式出品された。新藤兼人賞2014金賞受賞。第36回ヨコハマ映画祭新人監督賞受賞
Message
クリエイターの皆さまへ
劇場閉鎖、映画祭中止、撮影中断・・・。
世界中が厳しい状況の中、DigiCon6が今年も開催できるということは、
本当に素晴らしいことだと思います。
私自身も3月から撮り始めていた新作の映画が撮影中断となり、
いつ再開できるかと必死に模索しています。
そんな日々を送る今、物凄く考えさせられています。
エンターテイメントは人々にとって、何故、必要なのか。
きっと、この映画祭の作品の中にも、沢山の答えが詰まっていると思います。
今だからこそ、という素晴らしい作品に出会えることを楽しみにしています!
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