バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #736 2020.10.17 O.A.

バックナンバー
9歳の天才キッズ・須藤弥勒が全米女子3位の畑中奈紗越えへ…異例の挑戦!
2018年、世界を連覇したあの少女が、またひとつ成長して戻ってきた。須藤弥勒、9歳。弥勒「なりました。(1年間で)12センチくらい大きくなったんじゃないかな」初めて世界を取った5歳から身長も伸び続け、現在140センチ。日々、成長続ける天才ゴルフ少女だ。彼女は、この1年間、父と二人三脚で修業を積んできた…。弥勒「私はもう無敵になる。弥勒が出た試合は絶対に弥勒のものだっていう感じにしたいですね」2020年9年、茨城県常陸大宮市。この日は、父・憲一さんと自宅の引っ越し作業に追われていた。かつて弥勒ちゃんは、群馬県で家族5人暮らし。しかし2018年、よりゴルフに集中できる環境を求めて、母と2人の兄弟は群馬に残し、茨城県へ移住。2020年、娘の成長に適した家を見つけ、引っ越しを決めた。最後の荷物を運びこみ、新居へ向かうと1週間ぶりとなる母・みゆきさんと再会。さらに、兄・桃太郎くん(11歳)、弟・文殊くん(6歳)が、引っ越しの手伝いに来てくれた。新居の2階には…。弥勒「ここが私の新しい部屋です!」少しでも疲れを癒せる場所を作ってあげたいと、母・みゆきさんが最も願っていた。母「弥勒もそろそろ年頃なので。夜寝るときくらいは、主人と離れて寝させてあげたいなと。」さらに、1階には人工芝を敷き、10メートルのロングパットが打てるパター室に改造。家族全員で、MIROKUハウスを作り上げた。かつて、一緒に暮らしていた時、父の厳しい練習を終えた後、常に寄り添ってくれたのが、母だった。この日、1泊予定だった母に予定が入り、群馬県へ帰ることに。母と突然の別れを告げられた弥勒ちゃんは、懸命に引き留めた。弥勒ちゃんの涙が止まらなかった。みゆきさんも涙をこらえながら、心を鬼にして出発。9歳の少女にとって一番辛い瞬間だった。父「やっぱり可哀想ですよね。ただ、何かを成し遂げようとする時は犠牲が伴うものですから。こういう決断をしたっていうのが正しかったというのを何年後かに思えるように精進していきたいですね」そして、弥勒ちゃんの新たな修行が始まった。練習を開始するも父・憲一さんは専門家の指導が必要だと考え、そこでコーチとして依頼したのが2018年、県内のアマチュアチャンプに輝いた鈴木清隆だった。コーチとの練習では、アプローチに多くの時間を割いた。コーチいわく、9歳にしてアプローチの技術はすでに女子のプロツアーレベルまで上がっているという。コーチのおかげで、娘の技術は格段に上がった。親子にとっても、大きな自信になっていた。だが、今年はコロナ禍により、ジュニアの大会が軒並み中止。実戦で試す場がなかった。そこで彼女は県内のトップアマチュアが出場するミックスダブルスに小学生として挑む、前代未聞の戦いだった。この大会は、男女でペアを構成。第一打からそれぞれが打ち進め、どちらかのボールを選択しながら進めていく。この大人の大会に、小学生が出場した一例は一度もない。それでも、娘と鈴木コーチを組ませ、出場させることを父は決意。そして、迎えた大会当日。出場者は、プロを目指す者からシニアまで、184人のトップアマが集結。家族も群馬から応援に駆け付けた。異例の戦いが幕を開ける。パー4の1番。残り100ヤードのセカンドショット。グリーンに届かず、乗せることが出来ない。やはり、飛距離のあるショットは、コーチに頼るしかない。小学生が大人のコースを戦うのは安易ではなかった。しかし、弥勒ちゃんはハンデを抱えながらも意地を見せる場面もあった。後半になると、13番にバーディー、15番ではこの日10個目となるバーディーを奪った。そして、迎えた最終18番。バーディーパットは5メートル。最後は惜しくも決まらずパーセーブ。トータル10アンダーとし、4位でフィニッシュとなった。9歳にしてトップアマと堂々と戦い抜いた大会となった。大会後、父「途中まで優勝争いしていましたので、娘にとっては非常にいい経験になったと思いますし、コーチと一緒に歩んできた道は間違ってなかったなと思います」弥勒「トップアマチョア相手でもいけるんだなと確信できたので、これからは自信を持ってジュニアの大会をどんどん取っていきたい」戦いを終えた彼女の顔はとても明るい表情で、満足することなく野望を明かした。成長し続ける彼女の今後を、これからも追い続けたい…。
[BACKNUMBER]
banner_AD
Loading…

SNS

TBSトップページサイトマップ Copyright© 1995-2021, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.