前回のオンエア:バース・デイ

LAST ON AIR #673 2019.6.15 O.A.

前回のオンエア
ついに1軍の舞台へ!這い上がってきた男 増田大輝
2019年4月19日に行われた、巨人対阪神の伝統の一戦。その試合で1軍初出場を果たした、巨人・入団4年目 増田大輝25歳。身長172センチ、高い守備力が武器の選手だ。この試合で、増田は高い守備力を見せつけた。その堂々とした1軍デビュー戦に原監督も、賛辞を惜しまなかった。
そんな増田は徳島県出身。高校と大学でプロを目指し、野球に打ち込んでいたが、挫折し大学2年生のときに中退。プロ野球への夢を諦め、故郷へと戻った増田は、生活費を稼ぐためとびの仕事に就いた。平日は建築現場で働き、土日は草野球という生活を続けていた。しかし、当時まだ20歳の増田は、野球がどうしても諦められず、もう一度野球に全てを懸けたいと、独立リーグの入団テストを受験。そこで見事合格し、地元のチームに入団。だが、当時は所属チームからプロ入りを果たした野手はわずか2人しかいなかった。それでも増田は1年目からレギュラーを勝ち取り活躍。2年目には、有望選手が特集される雑誌に取り上げられるまで評価を高めた。そして、2015年のドラフト会議で増田は巨人から指名を受けた。野球エリートたちがずらりと顔をそろえる中、育成選手としての指名だった。1年目増田は、3軍に所属していた。全員が背番号3桁の育成選手。彼らに、1軍の試合に出場する資格はない。この時の3軍選手の中で現在も巨人に残っているのは、22人中、わずか4人しかいない。そんな、最下層から這い上がってきたからこそ、増田は初心を忘れることはない。試合後には必ず対戦相手のことや反省点を書き出している。限られた出番に、全てを懸ける…増田はこうして、わずかなチャンスを掴み取ってきた。
そんな増田には独立リーグ時代に結婚した妻・優香さん、そしてドラフト直前に生まれた、長男・ひなた君がいた。優香さんは、徳島で正社員として仕事をしており、安定した収入があった。そのため、増田は妻子を徳島に残し単身で上京。家族離れ離れで生活していた。「家族のためにも、絶対に1軍に這い上がってみせる」そう意気込む増田は入団1年目、育成選手として2軍の試合で自らの持ち味をアピールし、入団2年目の7月に2軍でのプレーが認められ、支配下選手に昇格。2018年のシーズンオフには、背番号が63に変わり、球団からも大きな期待をかけられていた。そして2019年4月19日。巨人という巨大戦力の中で、増田はようやく1軍の座を掴んだ。さらに、デビュー戦となった阪神戦の次のカード、神宮で行われたヤクルトとの3連戦でも増田は躍動した。代走として出場すると、見事なスタートで初盗塁を決めた。そしてプロ初打席のチャンスも与えられ、甘く入ってきた変化球を見事、レフト方向へ。プロ初打席で、見事ヒットと打点を記録した。
数少ない出番で最高のパフォーマンスを発揮するために、準備を怠らない増田。1軍デビューを果たしてからおよそ2か月。主に守備固めとして、内外野合わせて、5つのポジションを守り、30回の守備機会をこなした。とび職から、プロ野球へ。そして、3軍から1軍へ。這い上がってきた男、増田大輝の未来から、目が離せない
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