前回のオンエア:バース・デイ

LAST ON AIR #686 2019.9.21 O.A.

前回のオンエア
リオ五輪の銀メダリスト飯塚翔太 東京五輪に向けリレー侍が描く夢
長らく、その体格差からオリンピックで予選を勝ち上がる事さえ困難と言われてきた日本の陸上短距離。しかし今、既に3人が100メートルで9秒台をマークして世界のトップに急接近している。そんな中、東京オリンピックで悲願の金メダルへ、期待が高まるのが、2008年の北京、2016年のリオで銀メダルを獲得した、男子4×100mリレー。そして、東京オリンピックで大黒柱として期待される一人のランナーがいる。リオ五輪の銀メダリスト、飯塚翔太28歳だ。当時、9秒台の記録を持つ選手が一人もいない“リレー侍”の走りに、日本中のファンが歓喜に沸いた。飯塚は、バトンを受けて加速をして次に繋ぐ、実質120メートルを走るエース区間の2走を務めた。メンバーからの信頼も絶大だ。
28歳となった飯塚は東京のマンションで一人暮らし。部屋に飾られているのはリオオリンピックで獲得した銀メダル。それは次の目標の指針でもあるという。飯塚は小学3年生の時、初めて出た大会で優勝し陸上にのめり込んだ。中学生で身長180センチまで成長、その走りは周囲の注目を集めた。中学・高校と得意の200メートルで日本一となった飯塚は、2010年の世界ジュニア選手権で世界を驚かせる。ボルトが持つ世界記録に迫る20秒67の記録で日本人初の金メダル、その走りに『和製ボルト』の異名が付けられた。オリンピックでの走りが期待された飯塚。しかし、彼の視野に入っていたのは意外にも得意な200メートルではなかった。高校生の時、飯塚の心を震わせたのは北京オリンピックの400メートルリレーだった。リレーでオリンピックに出場したい。その思いが現実となったのはロンドンオリンピック。アンカーを任された飯塚だったが結果は惨敗。この時21歳、初めて世界の壁を感じたという。その壁を超えるため、肉体改造に取り込む。3年の月日を要し、手にしたのは体脂肪率6%で、体重は3キロ増の体だった。リオオリンピックのリレーメンバーに抜擢された飯塚は世界の舞台でリベンジの機会を手にした。4人で走るリレー競技、飯塚の100メートルの自己ベストは他のメンバーに劣っていた。足りない分はバトンパスで埋めるしかないと徹底的に磨き上げた。2走としてバトンを受けた飯塚は、見事な走りを見せて3走の桐生に繋ぐ。日本チームはオリンピックで銀メダルを勝ち取った。続く、ロンドン世界陸上でも銀メダルを獲得した飯塚は決して満足をしていなかった。
東京オリンピックで悲願の金メダル獲得を目指すために飯塚の考えはシンプルだ。個々のレベルを上げること。28歳となった飯塚自身も更なる肉体改造を行っている。自ら作る食事。そして、睡眠時間まで分単位で管理している。
2019年9月27日、日本代表キャプテンとして飯塚翔太が挑むドーハ世界陸上。全てを『金メダル』を目指し磨き上げてきた“リレー侍”その雄姿を見届けたい。
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