前回のオンエア:バース・デイ

LAST ON AIR #665 2019.4.20 O.A.

前回のオンエア
家族に支えられ悲願の初優勝へ バスケ界のスター五十嵐圭38歳
激しい運動量、熾烈な肉体のぶつかり合い、身体的な消耗が激しいバスケットボール。2016年に始まった日本のトップリーグBリーグに所属している選手の平均年齢は28歳だ。そんな中、38歳という年齢で活躍を続けている男がいる。新潟アルビレックスBB・五十嵐圭。五十嵐はB.LEAGUE2018-19シーズン、プロ人生で最高といえるシーズンを送っている。
五十嵐の身長は180センチと、バスケットボール選手としては小柄な選手。だが彼は、コート上で司令塔の役割を果たすポイントガードのポジションで、チームの攻撃をリードする存在だ。彼が所属している、新潟アルビレックスBBはBリーグのB1リーグで戦っている。Bリーグは、全18チームを3つに分け、全60試合のリーグ戦を行う。さらに各地区2位までの6チームと3位の中で勝率が上位の2チームを合わせて計8チームでチャンピオンシップを行いチャンピオンを決める。そんな舞台で年齢を感じさせない活躍を見せる五十嵐だが、2016年、彼は引退の危機に陥るどん底を味わった。
五十嵐は25歳で、日本代表に選出。さらに容姿端麗なこともあり、写真集も発売されるなど、人気・実力ともに、日本のバスケットボール界の中心の人物だった。私生活では、2013年に人気アナウンサーだった本田朋子さんと結婚、公私ともに充実した生活を送っていた。しかし2016年、その年、チームの中心選手として活躍していた五十嵐だったが当時の所属チームから、突然「翌年の契約を更新しない」と告げられた。このとき35歳。このままどこからも声がかからなければ引退をせざるを得ない。まさに崖っぷちだ。そんな追い込まれた五十嵐に手を差し伸べたのは、生まれ故郷である新潟のチーム“新潟アルビレックスBB”だった。「声をかけてくれた新潟で、選手生活を全うする」そんな思いで、五十嵐は夫婦で新潟に移り、新たなスタートをきった。その年はちょうど、Bリーグが発足した、日本バスケ界の歴史的な年だった。当時のチームは決められた練習場所もなく、体育館を転々としていた…過酷な環境の中、日本のトップチームで戦わなくてはならない。そんなチーム状況で1年目、2年目と下位に沈んでいたチームだったが、B.LEAGUE2018-19シーズン、五十嵐の思いに引っ張られるかのように、チームは連勝、中地区で首位を走り優勝を狙える位置につけていた。
さらに、五十嵐には新たなモチベーションが出来ていた。2018年10月、結婚5年目にして、待望の男の子が生まれたのだ。妻・朋子さんは38歳にして戦い続ける夫を食事面など献身的に支えている。現在は自身の仕事を控え、家庭に専念している朋子さん。彼女も夫のB.LEAGUE2018-19シーズンに懸ける思いを強く感じているという。
そんな、妻と息子が見守る中、勝てば悲願の初優勝が決まる試合を迎えた五十嵐。激闘の末、この試合に勝利した新潟アルビレックスBBは悲願の初優勝を果たした。五十嵐にとってもプロに入って初めての優勝だった。最愛の妻と息子の思いと共に戦い続ける五十嵐圭38歳。この男が更なる輝きを放ち、活躍し続ける姿をこれからも応援し続けたい。
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