バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #718 2020.5.30 O.A.

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人気力士とレジェンドアスリートたちが語る今の思い
かつてない危機に直面している日本のスポーツ界。大相撲5月場所の中止が発表された。そんな中、炎鵬が現状を教えてくれた。稽古の時間は通常の3分の1。わずか1時間半にまで減らしているという。内容も新型コロナ対策として、大幅に変更されているという。そんな中、新たな工夫も。炎鵬はトレーニングに特殊な下駄を取り入れていた。スピードスケートの小平奈緒が使っているのを知り購入。この下駄を自粛期間中、積極的に使っているという。一方、生活面でも最も変わったのが、食事。自炊をするようになったという。炎鵬の自信作は、タケノコご飯と、牛肉のオイスター炒め。旬の野菜を使った、栄養面も考えた料理。食生活にこだわりを見せる力士は少なくない。角界一の怪力を誇る、ジョージア出身の栃ノ心。彼の自宅を取材した我々は、その料理の腕前に驚かされた。冷蔵庫には食材がたっぷり。包丁裁きも慣れたもの。自身で、母国ジョージアの名物料理を作っていた。無観客で行われた、2020年3月場所。3場所ぶりに二桁勝利を挙げた御嶽海。次の場所開催の目処も立たない中、御嶽海の心を支えているのが、ファンが送ってくれた、地元・長野県の新聞記事の切り抜き。常に、枕元に置いているという。さらに、コロナ対策にこんなアイテムも…手作りマスク。自身の浴衣の生地を使いデザインしたという。
連続フルイニング出場、1492試合の世界記録を持つ鉄人、金本知憲。金本には、今も多くのファンが忘れられない伝説がある。デッドボールで、左手首を骨折したにも関わらず、翌日、試合に出場。そして、なんと右手だけで、ヒット2本を放つ大活躍。甲子園を感動の渦に巻き込んだ。我々はその強靭な肉体の秘密を取材していた。金本の自宅を訪ねると部屋のあちこちに身体のメンテナンスのための機材が。彼は、これらを使って、毎日数時間、全身のケアを欠かさないという。ふくらはぎを中心に赤外線をあて、同時に、電気で方を刺激する。たとえ傷を負っても、致命傷になるのを防ぐ、徹底した自己管理。それが、鉄人・金本を支える生命線だった。
2004年8月17日。当時の最年長記録となる、41歳3ヵ月での200勝。その後、48歳まで、現役を続け、224勝。そして2015年、福岡ソフトバンクの監督に就任し、チームを4度の日本一に導いた、工藤公康。我々はその手腕の鍵を握る、秘密の部屋を取材していた。カメラが入るのは初めてだという。なんと、テレビモニターが6台。1日最大6試合行われる、1軍の公式戦を、ハードディスクをフルに使って録画。その全てに目を通している。現役時代も自分のピッチングを必ず中継映像でチェックしていた。監督になると、チェックの対象は全試合に。こうして、野球を見続けることはライフワークだという。そんな工藤はこの自粛期間中にオンライン野球教室「おうち工藤塾」を開催。およそ2時間半にわたって、全国の子供たちに熱血指導を行った。
サッカーJリーグも2月下旬から全公式戦を中断している。いつ再開出来るか未だに決定していない。2019年、J2・FC東京に移籍し、40歳でプロ23年目のシーズンを戦うはずだったレジェンド、小野伸二。チーム全体で取り組んでいるのが、クラブハウスにいるトレーナーと、通信しながら行う、リモートトレーニング。筋力、持久力を落とさないメニューを週3回、みっちりこなす。家からほとんど出ず、家族とも距離を取りながら、体を動かす、孤独な時間が続く。更に、その一環で、最近始めたのが、ヨガ。小野はインスタグラムで、動画もアップしている。
一日も早く、熱い日々を取り戻したい。また以前のようにスポーツで熱くなれる日々が戻ってくることを祈っている。
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