バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #714 2020.5.2 O.A.

バックナンバー
世界を舞台に戦う天才キッズ 須藤弥勒・小林右京
日本を代表するトップアスリートたち、その多くは幼い頃から英才教育を受けてきた。「バース・デイ」でもこれまで、未来のスター候補、天才キッズたちに密着してきた。
小さな体で豪快にドライバーを振り抜く少女。須藤弥勒。彼女はあのタイガー・ウッズが8歳で優勝した世界ジュニア選手権を、5歳の時史上最年少で制覇。更に翌年、史上初となる2連覇を達成。女子ゴルフ界の未来を背負って立つ天才少女だ。バース・デイが弥勒ちゃんと初めて出会ったのは、彼女がまだ5歳の頃。身長とほぼ変わらないクラブを使いこなし、見事なスイングを見せていた。彼女を指導するのは、父・憲一さん。練習に妥協や甘えは一切ない。厳しさゆえ、娘が泣く事もあるが、心を鬼にして指導を続ける。我が子に感じ取れる才能があれば、それを徹底して伸ばしてやるのが、父としての責任だと、憲一さんは考えていた。様々な習い事をさせて、最も弥勒ちゃんが興味を示したのがゴルフだった。おもちゃのクラブを飽きずに毎日振り続けた。そして、弥勒ちゃんが3歳の時、とんでもない才能を目の当たりにする。40ヤード先に置いた三角コーンを狙い打たせると…見事、命中させた。これを見た瞬間、父は自分の人生を決めた。娘を世界一のゴルファーにする。そう決めた父はゴルフを一から猛勉強。ルールからトレーニング方法に至るまで、全てを頭に叩き込んだ。さらに、私財を投じ、驚くべきものを作った。それは、娘専用のゴルフ練習場。広さなんと660坪。あらゆるショットの練習がいつでも出来るよう、自宅の隣の土地を購入し、1年がかりで父自身が作り上げた。世界一になるためには、体力だけでなく、強いメンタルが必要不可欠。娘が泣いても、納得の出来るプレーが出来るまで、練習は終わらない。一日の締めくくりはフォームのチェック。理想のフォームを頭と体に叩き込む。練習は多い日で1日10時間にも及ぶ。それでも弥勒ちゃんは一度も辞めたいと思ったことはないという。現在、前人未到のジュニア・メジャー4冠を目指し、父とゴルフ漬けの日々を送っている。
そして、天才卓球少年、小林右京。右京くんは2018年小学1年生以下のトップ選手が集まる大会で優勝。8歳以下の日本代表に6歳でただ一人選ばれた。そんな右京くんをここまで鍛え上げたのが、母・佳子さんと父・哲平さん。その指導はとにかく厳しい。同い年の両親は共に元卓球選手。どちらも、高校時代日本一に輝き、母はユースの国際大会でメダルを獲得するほどの実力だった。しかし、実業団ではベスト8がやっと。世界チャンピオンの夢は子供に託す。息子を授かった時、そう決めたという。まだ、0歳の右京くんにラケットを与え、子守歌代わりに、試合の映像を見せた。すると右京くんは2歳にして、驚くことにどんなボールでも見事に打ち返すようになった。これを見た、母は我が子の才能を確信した。右京くんのために両親は、自宅の隣に卓球の練習場を増築した。そんな右京くんに母は常に中国選手を意識させている。一瞬でも気を抜けば、中国選手には勝てない。母はそのことを伝え続けた。右京くんの最大の武器は、変幻自在のサーブ。9種類の回転を使い分け、相手のミスを誘う。大人でも、ここまで変化するサーブを操る選手はそういない。2019年小学生のトップ選手による、日中対抗戦が中国で行われた。右京くんは母と共に中国に渡り、7歳〜8歳の部に出場。この世代の中国トップ選手に挑んだ。この大会見事3連勝を飾り、団体戦でも、シングルは一つも落とさず、右京くんは怒涛の7連勝。日本の未来を切り開く、大活躍だった。右京くんは現在、新たなサーブの習得を目指している。
我々はこれからも未来スター選手たちの活躍を応援し続けたい。
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