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2023.04.06
3/25（土）、3/26（日）実施、AnimeJapan2023イベントレポート公開！
『聖者無双～サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道～』NBCユニバーサルスペシャルステージ
2023年3月25日（土）13:00～
＜出演者＞
川島零士、前野智昭、冨田明宏（司会）
『聖者無双～サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道～』のスペシャルステージ。司会の冨田明宏さんに呼び込まれて、ルシエル役の川島零士さん、グルガー役の前野智昭さんが登場。アフレコ時の印象に関して、川島さんは「前野さんはマイク前に立つと体の響きがすごいんです」と、収録中はマイク前に立つ前野さんを観察して、学べるところを探していたと話す。実際、前野さんも、分散収録で自分の収録ではないのに、ブースの中で芝居を見学していいですか？と川島さんに言われたことがあるそうで、勉強熱心だと感心していた。
続いて、作品紹介のコーナーへ。
出世を目前に凶弾に倒れたサラリーマンが、神様によって十五歳の治癒士・ルシエルとして異世界へ転生。治癒士が嫌われ者である国に危険を感じたルシエルは護身のために、ブロド（CV.大塚明夫）に弟子入りする。そこで「物体X」という謎の激マズチートドリンクを飲まされる毎日……。“ドM”で“ゾンビ”な“治癒士”の生き残りをかけた日常が始まる。
イントロダクションだけで、ギャグ要素満載の作品であることはわかるが、ゲーム好きにも刺さる世界観だと前野さんは評していた。
川島さん演じるルシエルは寿命を全うして老衰で死にたいと頑張る青年。一方、前野さん演じるグルガーは、冒険者ギルドでシェフをしている狼獣人で「物体X」をルシエルに飲ませている張本人。ただ、作品のキーとなる「物体X」は飲むほうだけでなく、出すほうも臭いから大変なのだという。
さらにブロドやガルバ（CV.小野大輔）、ルミナ（CV.衣川里佳）、ナナエラ（CV.立花日菜）、モニカ（CV.石見舞菜香）、クルル（CV.佐々木未来）といったルシエルの周りのキャラクターたちも紹介されていく。美少女キャラクターも多いが、「結構おっさんハーレムでもあります」と、川島さんは漏らしていた。
ステージでは、大塚明夫さんからのスペシャルビデオメッセージが紹介される。渋くてカッコいいメッセージに、「かっこいい！」と川島さんも聞き惚れていた。アフレコではあまり一緒に録れなかったそうだが、自分の想像をはるかに超える芝居をしている大先輩の声を聞きながら、収録できたシーンもあったと語っていた。
この日、ルシエルにとっては、とても大事な存在となる豪運先生を、森久保祥太郎さんが演じることも発表された。そして森久保さんからもビデオメッセージが届く。アフレコ現場はテンションが高かったそうで、川島さんが憔悴仕切ってスタジオから出てきていたと、アフレコのエピソードを語ってくれていた。
また、オープニングテーマ「バグちゃん」を歌うなすお☆さんと、エンディングテーマ「A NEW DAY」を歌う中島由貴さんからもコメントが寄せられ、川島さん、前野さんがそれぞれ代読した。
バラエティコーナーでは、『負けたら物体X！ アドリブが上手いのはどっちだ』という、川島さんと前野さんの対決企画を実施！
アドリブの無茶振りをするのは、コメント映像でも登場した大塚明夫さんと森久保祥太郎さん。早口言葉では「赤大塚明夫、青大塚明夫、黄大塚明夫」と噛まずに３回言う対決を行い、結果はドロー。続く豪運対決は、3枚のパネルから裏面に豪運先生のマークがあるパネルを選ぶ、というまさに運試しのゲームを実施。残念ながら当りを引けなかった川島さんが、罰ゲームとしてセンブリ茶を飲むことに。顔をしかめながら飲み、「畳の味がする」という謎の名言を残してコーナーを終えた。
最後に、「7月からの放送をぜひお楽しみに！」というメッセージでイベントは終了した。
BS11ブース『聖者無双～サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道～』スペシャルステージ
2023年3月26日
＜出演者＞
川島零士（ルシエル役）、衣川里佳（ルミナ役）、立花日菜（ナナエラ役）
この日登壇したのは、川島零士さん（ルシエル役）、衣川里佳さん（ルミナ役）、立花日菜さん（ナナエラ役）の3人。川島さんが進行役となり、観客を楽しませていく。
MCを務めるのが初めてという川島さん。椅子があるのに立ったまま進行しようとしたため、衣川から「とりあえず座ろっ！」とツッコミが入ってしまう。収録自体はすでに終わっているそうで、川島さんと衣川さんが会うのは収録以来。衣川さんと立花さんに関しては、分散収録で一度も一緒にならなかったため、このイベントで会うのが初めてなのだという。「会えて嬉しい！」と、2人とも顔をほころばせていた。
そんな微笑ましいやり取りもありつつ、ステージはキャラクターの紹介へ移っていく。
「ドM」役を演じるのは大変だったと川島は笑うと、収録が一緒だった衣川から「（ドMな役が）似合っていると思う」とお墨付きが。ドMなシーンではあまりNGを出していなかったという証言まで飛び出し、それを聞いた立花さんは「すごい！」と目を丸くしていた。
そのルシエルが生活できるように便宜を図ってくれた恩人が、衣川さんが演じるルミナ。川島さんが「最高の上司」と評するほど、ルミナは上司感が強かったそう。
そして、立花日菜さんが演じる冒険者ギルドの受付嬢・ナナエラは、ウサ耳が特徴の兎獣人で、かわいいルックスと笑顔でみんなに愛されているお姉さん。この日は立花自身もウサ耳を意識した髪型にしていた。
そんな個性豊かなキャラクターたちが活躍する本作のPVが流されると、衣川さんは「想像を超えてきた！」と大興奮。立花さんも「劇画調になるシーンが、アニメでも楽しみだ」と感想を口にし、3人とも7月のオンエアが待ち遠しい様子だった。
ステージ中盤には、出されたお題をジェスチャーで伝えるバラエティコーナー『出演者、AnimeJapanでアピールするために歩む道』を実施。 まず最初に立花さんが選んだお題は、『無知なルシエルに呆れて、はぁ～という表情をするルミナ様』。お題は単語ではなく、キャラクターと状況であったため難易度は高め。なのでジェスチャーをするときは、演じているキャストを指差してアピールしたり、そのキャラクターのような仕草をしてみたり、試行錯誤してなんとか伝えようとしていく。
衣川さんへのお題は『ウサ耳のナナエラがルシエル様の服を洗濯する』。ウサ耳のポーズを照れながらする衣川さん。それを見ていた川島さんと立花さんは、あえて回答せず、衣川さんのうさ耳ポーズを堪能するという一幕も。
川島さんは、ステージ上で謎の決めポーズを繰り返す。この正解は『ルシエルが勝手にイメージする豪運先生（CV.森久保祥太郎）の決めポーズをしてください』というもの。惜しくも正解には辿り着かなかったものの、その強烈なポージングには、大きな笑いが起こっていた。
エンディングでは、役に関しての話を3人が語ってくれた。
ナナエラは初登場時に「もっと仕事できなくていい」「もっとアホでいい」というディレクションを受けたそうで、ちょっとアホなかわいさとお姉さんの一面とのギャップも魅力なのだと立花さん。ルミナの「カッコいい」「頼もしい」「美しい」ところは、私が目指す女性そのものであるため、演じる際は自分の理想を込めたという衣川さん。ルシエルは「物体X」を飲むときのリアクションもポイントのひとつ。何度も飲まされるため、いろいろなパターンでリアクションするのだが、喉も酷使するし大変だったと振り返っていた川島さん。
時間の許す限り演じる際にこだわったポイントを語ってくれたところで、イベントは幕を閉じた。
