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レポート

Jリーグ社会連携「シャレン!」地球を笑顔にするためにみんなでJリーグを使おう!
赤坂サカスステージでトークイベントを開催
2022年11月3日(木) TBS系SDGsプロジェクト連動イベント「地球を笑顔にする広場」

Jリーグ、WEリーグ、FC東京、川崎フロンターレからゲストが登場。サッカー界が取り組む環境アクション、社会や地域をよくするアイデアについて、クイズで楽しく学ぶトークステージを開催しました。

11月5日に直接対決「多摩川クラシコ」を控えたFC東京、川崎フロンターレの公式マスコット「ドロンパ」と「ふろん太」も応援にかけつけ、大盛り上がりだったステージの様子をレポートします。

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進行は「S☆1」キャスターの石井大裕アナウンサー

2022年10月30日(月)〜2022年11月6日(日)の期間で実施した、TBS系SDGsプロジェクト「地球を笑顔にするWEEK」。連動して赤坂サカス広場で開催されたファミリーイベント「地球を笑顔にする広場」にはのべ1万人ほどが来場し、”サーキュラー”をテーマに、地球温暖化や気候変動について楽しみながら学びました。
イベント初日には、社会連携活動「シャレン!」を掲げるJリーグのSDGsについて、クイズ形式で学ぶことができるトークステージを開催しました。
応援しているチームや選手が、どんなふうに環境アクションに携わっているのか、サッカーファンの親子たちは興味津々です。

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クイズ第1問
Jリーグが打ち出している目標「世界一、○○○○なリーグ」
○○○○に当てはまるのは、次のうちどちらでしょうか?
A:クリーン
B:グリーン

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Jリーグ・鈴木順さん

正解は…
Aの「クリーン」

鈴木さん
「Jリーグでは毎年1,000試合以上の公式戦が行われていますが、その全試合で、温室効果ガスの原因となっている二酸化炭素CO2などの排出をできるだけ削減する取り組み、『カーボン・オフセット』を実施することにしました。

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スタジアムは大きな施設なので、電気や水をたくさん使うため、環境への影響も大きくなります。そのため、率先してSDGsに取り組まなければならないと考えたのです。
今回のイベントのサブタイトル『Jリーグをつかおう』ですが、Jリーグのクラブは、それぞれの地域があってその中にクラブがあります。なので、クラブの持っている強みを使っていただいて、クラブと地域のみなさんの連携の中でホームタウンの課題を解決し、豊かにしていきたい。
さらに、環境省とも協定を結び、お互いに協力し合ってSDGsに取り組むことになりました。それぞれのクラブが地域とのつながりを持っている部分を強みとして、さらに国全体と一緒に取り組んでいきます」

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クイズ第2問
今年、FC東京がスタジアムで回収したペットボトルは何本でしょうか?
A:1万5000本
B:15万本

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FC東京・須藤義徳さん ドロンパ

正解は…
Bの「15万本」

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須藤さん
「FC東京では、2017年からペットボトルのリサイクルに取組む『ECOパスプロジェクトin味スタ』を開始しています。この取組みは、FC東京のホームスタジアムである味の素スタジアムで開催されるホームゲームで行われていて、分別して回収されたペットボトルを、繊維や生地を作る事業者がリサイクルし、福祉作業所の方々が縫製して、スタジアムで売られているエコバッグに生まれ変わっています。関係者が、それぞれの役割を果たし、パスをつなぐことで、リサイクルによる製品化を実現しているプロジェクトとなっています。

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また、FC東京では、試合会場の中だけでなく、その周辺でのゴミ拾いを中心とした活動に取り組んでいます。
これは安心で平和な地球環境があってからこそサッカーを楽しむことできるという考えのもと、「NO PLANET, NO TOKYO」というスローガンを掲げて行っています。
みなさんにもFC東京の取組みを参考にしていただき、身近にできる活動から取り組んでみてはいかがでしょうか?」

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石井アナにも参加を呼びかけるドロンパ

クイズ第3問
川崎フロンターレが、今年初めて行なった大好評イベントとは、
次のうち、どちらでしょうか?
A:「かわさきSDGsランド」
B:「かわさきエコふろん太」

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川崎フロンターレ・ふろん太 井川宜之さん

正解は、
Aの「かわさきSDGsランド」

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井川さん
「川崎フロンターレでは、2009年から『多摩川エコラシコ』という名前で、等々力陸上競技場のすぐそばにある多摩川をきれいにするための清掃活動を行って来ました。先日のワールドカップの日本代表にも選出された谷口彰悟選手や、同じく日本代表の守田英正選手がフロンターレに在籍していた時にも参加していて、いつも応援しているサッカー選手たちと一緒に体験できるということで、子どもたちも選手たちも楽しみながら環境問題について学べる機会になっていると思います。

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かわさきSDGsランドは、今までファンやサポーターのみなさんと環境のことを考えるイベントを行ってきましたが、環境だけでなく社会や経済の課題も考えようということで、今年から『かわさきSDGsランド』という名前に生まれ変わりました」

クイズ第4問
女子プロサッカーリーグ、「WEリーグ」の「W」は、Womanの略ですが、
「E」は、何の略でしょうか?
A:「Empowerment(力を人々に与える など)」
B:「Entertainment(娯楽、気晴らし など)

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WEリーグ・髙田春奈さん

正解は…
Aの「Empowerment(力を持たせる)」です。

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髙田さん
「男性に比べて、女性でサッカーをやる人はとても少ない。女子ももっとサッカーをやって、女子サッカーを強くするのはもちろん、女性が活躍する社会を作りたいという思いを込めています。
WEリーグの“WEアクション”とは、リーグの理念である男女平等、多様性社会の実現、いろんな人が活躍できる社会を目指して、選手やクラブ、パートナー企業をはじめとする様々な人たちと一緒に社会に向けて行動を起こしていくことです。

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環境活動を積極的に行なっているクラブが、「チフレASエルフェン埼玉」です。プラスチックごみ問題への取り組みを行なっています。試合会場でプラスチックゴミをゼロにする取り組みをしています。
また、「東京ヴェルディベレーザ」では選手を含むスタッフらが、清掃活動などを行なっています」

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石井アナ
「みなさま、あっという間の45分でしたね、子どもたちが真剣に聞いてくれていたのが嬉しいですね」
鈴木さん
「はい。サッカーや、こういった場を通じて、たくさんの人にいろんなことを知っていただいて、行動にうつしていただけたら嬉しいと思います」

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