プレッシャーに勝て!2012年6月2日(土)
昨日のセルビア戦は完敗でした。
10日前の前哨戦、ワールドリーグのセルビアとは違い、去年の欧州チャンピオンの実力をまざまざと見せつけられた形です。
でも何より日本が自ら苦しくして、自滅してしまった印象の方が強く残りました。
特に、失点のトータル3分の1に及ぶ、20本ものサーブミスが敗因です。
今年の合宿では、サーブを重点課題の一つとして取り組んできました。
しかしその成果は“プレッシャー”という見えない力に、潰されてしまったのです。
サーブを指導していた中垣内コーチは…
「サーブを打つ前のプレッシャーを自分で作ってしまっている。
その克服は自分によってしか成されない。それが少しでも楽になる方法を、
個々で考えていく必要がある」
チームスポーツのバレーボールで、唯一自分で完結できるプレーがサーブ。
だからこそ、誰の助けも期待できず、自分でプレッシャーに打ち勝つしかないのです!
福澤選手「サーブは自分の平常心ですることが大切。自分のルーティーンや間を
プレッシャーの中でも、いかにできるかにかかっている」
今日のベネズエラ戦。サーブで崩してブロックで仕留める、
そんなプレーが多く見られれば、勝利はおのずと手にできるはず!!