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現場リポート

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“記念すべきファーストシーンはこんなシーンも…!?”

『被取締役(とりしまられやく) 新入社員』テレビドラマ撮影現場レポート#1



第1回TBS・講談社ドラマ原作大賞に輝いた安藤祐介さんの原作をもとにテレビドラマ化・ラジオドラマ化される『被取締役(とりしまられやく) 新入社員』。
テレビ・ラジオ・書籍で同時展開という、TBSも講談社も初めての試みとなるこのコラボレーション作品ですが、一体どんな作品になるのでしょうか。
そこでほんの少しですが、3月31日(月)よる9時に放送されるテレビドラマ版『被取締役(とりしまられやく) 新入社員』撮影現場の様子をお伝えしていきますね。


この作品の主人公、超ダメ社員・鈴木信男(羽ヶ口信男)役を演じるのは、なんと森山未來さん。「才能あふれる森山未來さんが、なんでダメ社員を…?」とびっくりされた方もいらっしゃるかと思いますが、そのワケについては、森山未來さん&安藤祐介さん(原作)&松原プロデューサーによる3Sインタビューをご覧くださいね。


さて、そんな森山未來さんを迎え、まだまだ寒い2月某日、都内某所の玄関ロビーをお借りして撮影がスタートしました。
番組スタッフから「それではご紹介します。鈴木信男そして羽ヶ口信男を演じる、森山未來さんです!」と紹介を受けると、満場の拍手の中「ダメダメになりきります!!」とコメントする森山さん。思わず、スタッフからも笑顔がこぼれ、何か面白いことが始まりそうな予感の中、記念すべきファーストシーンは、信男が挑む「大曲エージェンシー」採用試験の撮影から始まりました。



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鈴木信男くん、どうしていいのか全くわかりません!

スタッフが着々と準備を進める中で、森山さんが…いや、信男が、オドオドと様子をうかがっています…。それもそのはず、森山さんは先に行われた衣裳合わせの段階から、信男の役を完璧に掴もうと、着くずす(!?)スーツやカバン、そして時計などの小物に至るまで、森山さん自身からも「こんな風にしたらより信男のダメさが出ると思うんですけど」と提案して、プロデューサーや監督と綿密に打合せてきたのですから。細やかな観察眼と作品の読み込みの深さに、思わずプロデューサー、監督も「なるほど!」と唸らされる一幕も!その様子は是非オンエアで確認してみてくださいね。



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他の受験者はすでにブロックの立派なビルが完成間近なのに…

いよいよファーストシーンの撮影が始まります。
「よーい、スタート!」と声がかかると、採用試験が始まる…のですが、「玉ねぎのみじん切り」「レゴブロック組み立て」「カヤクご飯をよそう」といった、一風変わった試験を次々にこなしていく受験者と信男!?


そんな中で、ダントツのダメぶりを発揮する信男ですが、森山さんは台本を超えた!?ドジやダメっぷりを次々と繰り出し、演技が光ります!
ダメ男に体当たりで挑んでいる森山さんに、さらにダメダメに見えるよう、監督から難しい注文が出された場面も。


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ありゃりゃ? 信男くん、落ち着いて!!

ご飯をよそっている手が滑っておひつを落とし、中のご飯をぶちまけてしまうカット。最初はご飯の入っていない状態でカメラ位置を確認しながら、何度も落とし方のチェックをしていきます。さて、うまくご飯は散らばってくれるでしょうか??玄関ロビーにおひつを落とす音が響き渡るなか、「手前から落としたほうがリアルかな??」などと、森山さんは監督といろいろな落とし方を相談しながら、いよいよ本番。そして、即OK!


「ご飯をよそうことさえダメな男だったね(笑)」と監督が言うと、「信男ならこんなふうに焦って手を滑らせると思って…!」と森山さん。
そんな和やかな雰囲気の中、記念すべきファーストシーンは順調に撮影終了!
幸先の良いスタートを切ったのです。




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怪しげな特撮!? これも信男と関わりが…!?

それにしても、ダメ男なのに、何となく愛らしい信男。ダメダメでも一切、手を抜かず、懸命に生きる姿に好感を持ってしまうは、私だけでしょうか…。
せめて私だけでも、ダメダメな信男を応援していこう!と思わせる撮影でした。


もうすぐ4月。これから新社会人として羽ばたいていく方にエールを送りたい!!そんな願いも込められたドラマでもあります。是非お楽しみに!