2015年4月期連続ドラマ毎週日曜よる9時

インタビュー

杉本哲太さん(秋山周蔵役)

『天皇の料理番』という作品について

15歳のときに堺正章さんが出演されていた 『 天皇の料理番 (1980)』 を見ていたことを思い出しました。
当時中学3年生だったので、10代の頃に見ていたドラマに参加できるなんて、それも主人公の父親として… そう考えると自分もずいぶん年をとったなぁと思いますね (笑)

佐藤健さんの印象

篤蔵というキャラクターは、天真爛漫でやんちゃ。そして掴もうと思ってもうなぎのようにヌルヌルっと逃げられてしまう掴みどころのない男だと思うんです。
そういった部分を佐藤さんは気負うことなく、そこに至るまでのプロセスは大変だったと思いますが、自然体で “のくぞう” (※ 劇中でも言われる、福井の方言 「のくてぇ子」 (バカな子) と篤蔵をあわせたあだ名) を演じられています。

秋山篤蔵出生の地・福井県の方言との向き合い方

福井弁を話すのは初めてです。イントネーションが本当に独特だと思います。たとえば 「首に縄つけてもつれて帰るぅ〜」 という台詞があるんですが、少しニュアンスが違うと 「ふざけてるのか!」 と思われてしまうようなイントネーションになってしまう (笑)
とにかく語尾がすごく独特で、語尾の音の落としどころが絶妙で難しい!
語尾の音程と、ふざけているのかと思われないように、気をつけて演じています。

秋山篤蔵の父・周蔵という人物

血圧が高くなりすぎているんじゃないかと、心配になるくらい怒っているので、キレのあるキレキャラを目指して頑張っています (笑)
周蔵は、わりと子ども染みているというか… 純粋な部分があるからこそ自分にも素直で、すぐに怒ってしまうのではないかな。主人公の篤蔵も周蔵に似て、カッとなりやすい性格なので、やはり周蔵は “篤蔵の父親” なんだと思います。
秋山家は4人兄弟なのですが、次男である篤蔵は、4人の息子の中でも自分に似ていると周蔵自身も思っているのでしょうね。似ているからこそ篤蔵が考えることも理解できるし、煮えきれない感じもわかる。今でこそ、父親然としていますけど、若いころは周蔵もきっと煮えきれない男だったのではないかなぁと考えています。演じる上では、怒るときの瞬発力と普段の周蔵の父親としての佇まいといいますか、そのメリハリが出ればいいなと思っています。

作品中に登場する気になる料理

やはり、1話で登場するカツレツは印象的ですよね。
調理していく過程を台本で読んでいくと、カツレツの様子が目に浮かびますし、衣の揚がった感じとかそそられる… すごく印象的です。

この作品のみどころを教えてください

時代背景に注目していただきたいですね。僕自身も明治というのは経験していない遠い時代。今でこそカツレツだってカレーだって当たり前にある時代ですが、牛肉も食べることがなかった時代ですから、その時代の暮らしぶりをスタッフたちは一つ一つ調べて作り上げているので、「110年くらい前はこういう暮らしだったんだ」 と、驚きながら見ていただけるとうれしいです。
あとは… とにかく秋山篤蔵という強烈なキャラクターを存分に楽しんでください。
その篤蔵のベースをつくってきた秋山一家のシーンもぜひお楽しみにしていてくださいね!

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