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JNN50周年記念 スペシャルドラマ「天国で君に逢えたら」

9月24日(木) 21:00〜23:04

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コメント

飯島寛子さん(飯島夏樹さんの妻)

「天国で君に逢えたら」シリーズのドラマ化の決定を聞いて、待ちに待っていたドラマ化でしたので本当に嬉しいです。役者の皆さんや監督さん、脚本家の方々など、大変豪華な顔ぶれなので、天国の夏樹も驚いていることと思います。

『天国で君に逢えたら』は、最後の望みをかけた手術前にわずか3週間で書き上げた物語です。大人から子供まで皆に親しまれるお話になるように、と繰り返し言っており、実際にさまざまな人生を抱えた登場人物が描かれています。

『神様がくれた涙』を書いた時は、1作目を書きあげた5か月後、すでに末期がんで余命宣告を受けていました。夏樹は執筆のときにはいつも、完全に頭の中に映像としてすべてできあがっていたようで、この本を書く前にもストーリーを思い描きながら最後の家族旅行のキャンピングカーを運転していて、「最後のシーンを考えていたら感動した!」とポロポロと涙を流して泣いていました。

生前、「この物語は、きっと色々な方の力を借りて、人から人へ伝わっていくものになると思う。その、大きな岩が動き出すまで僕は頑張る……」と言っていたのを思い出します。

夏樹が蒔いた種が、素敵な周りの皆さんに恵まれ、少しずつ水をあげ続けていただいた結果、大きく芽を吹くことができたことを、心より感謝します。