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福島の酒

2021年3月7日放送
海外では日本食ブームに伴い日本酒の需要が増えています。輸出量はここ10年で倍近くまで増えているんです。
福島県では全国新酒鑑評会で7年連続金賞を受賞するなど日本酒に力を入れています。
若手の醸造技術者が育ってきているので、福島のお酒は非常に品質が高くなってきているそうです。
その福島県でおよそ20年前に製造を停止した酒蔵が今年販売を再開しました。
蔵を建て直したのは酒造り未経験の小林さん。酒蔵を取り壊す話を聞き、会社を辞め建て直す決意をします。
酒蔵は小林さんの母の実家で、小さい頃の思い出がすごく詰まっていて、蔵の機械に埃をかぶっているのを見ながらさみしい思いをして、壊すのであれば自分がやってみたいと思ったそうです。
ゼロから始める酒造りは苦労の連続でした。
瓶を洗う機械の煙突が2回雪で折られてしまったとき、これだけ会津に雪が降ることがわかっていなかったので、事前に対処ができなかったといいます。
酒造りを始めるために福島に移住した小林さんですが、家族からは猛反対されたそうです。
不安に思う部分を少しずつ解消していき、現在は家族一丸となって酒造りに励んでいるそうです。
今日のファッション
衣装は明るいオレンジで、春っぽさを感じました。
今回のSunトピは、福島の日本酒についてお伝えしました。
福島県で日本酒に力を入れていることを、実は初めて知りました。
東北出身というだけで、東北については詳しいつもりでいましたが、まだまだ知らないことがたくさんあるのだなーと思いました。
今回のSunトピで、福島の魅力をまた1つ知ることができ、嬉しいです。