暑さに強いお米

９月に入り各地で収穫を迎えるお米。この夏は連日猛暑、お米にとっても厳しい夏となったかもしれません。
お米は高温による障害が出ることがあり品質低下の原因となってしまいます。そこで動いたのは日本一暑い街、埼玉県熊谷市。
２００７年の夏、熊谷市では当時国内最高気温の４０.９℃を観測しました。その時ほとんどの品種に高温障害が発生、ただ障害が出にくい品種がありました。それが彩のきずなです。

「彩のきずなが暑さに強い一つの理由としては葉っぱの蒸散、人間で言うと汗をかいて体温を下げる機能が他の品種より活発です。」
サーモカメラで撮影した画像、左が彩のきずな、右は収穫時期が近い他の品種です。
長い目で見ると今後、暑さに強い品種が活躍する可能性がありますね。