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解説奈良岡ならおか希実子きみこ(気象予報士)
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梅雨入りで出番が増えた傘の撥水復活方法!

2020年6月28日放送
梅雨入りすると、傘の出番が増えますよね。
傘は使い続けていると次第に表面の撥水機能が落ちてしまいます。
でもこの傘の撥水機能も、実は簡単に戻すことができるということで、傘ソムリエの方にやり方を教えていただきました。
使うのはアイロン。
温度を中温にして、乾いた傘の内側から優しく撫でるように当てるだけなのです。
傘の表面には“フッ素樹脂”という撥水剤が毛みたいに立っているため、その上を水が転がっていくように落ちるため、水を弾くことが出来るのです。
ただ、だんだん人が触ったり擦っていくと、フッ素樹脂が寝るように倒れてしまうため、水を弾かなくなってしまうのだそうです。
しかしフッ素樹脂は熱を与えることで立ち上がるそうなので、アイロンで熱を与えると、また水を弾くようになるんですね。
この方法はビニール傘は使用できないですが、晴雨兼用傘なども可能です。傘の内側に遮光遮熱コーティングされていないものだけとのことなので注意です。
また、フッ素樹脂が弱まらないように、傘を束ねるときは、しっかり“ネーム”と呼ばれるヒモを持って束ねることが大切とのことでした。
今日のファッション
今回の衣装は梅雨らしいブルー。ブルーのお洋服好きです。
今回のSunトピでは、傘の撥水機能を復活させる方法についてお伝えしました!
ロケに持っていった私物の傘も、復活させてもらいましたよー!嬉しい!!
ついつい出先で買ったビニール傘が増えてしまっていますが(気象予報士なのに)ゆっくり傘屋さんで自分に合った傘を探したいなーと思いました。