2018/5/15(水)〜6/24(日)
バレーボール男子日本代表チームは、21日(月)フランス・カーンにてフランス代表チームと親善試合を行い、フルセットの末、惜敗した。
いよいよ迫った25日からのネーションズリーグ本番に向けて、チームは最終調整に入る。
【試合結果】
日本2-3フランス
11-25、25-22、28-26、20-25、8-15
【第1セットスターティングメンバー】
西田有志、李博、柳田将洋、福澤達哉、山内晶大、藤井直伸、井手智
【戦評】
<第1セット>
福澤のサーブからスタート。序盤、クイックを絡めてリズムを作ろうとするが、ブロックフォローのミスが出たうえ、サービスエースを取られ3−8でテクニカルタイムアウト。
相手エースのヌガペトを李博がブロックし5−9。
相手の高いブロックに阻まれブロックフォローも粘ることができず、連続サービスエースを決められ6−14。
スパイクミスも重なり7−16でテクニカルタイムアウト。
山内晶大のクイックが決まって9−18となり、大竹壱青、関田誠大が2枚替えで入るが、
相手の大胆な攻撃を前に自分たちのバレーが出せず、なかなか点数が奪えない。最後もサービスエースを取られ11−25でセットを失った。
<第2セット>
メンバーは変わらず。切り替えたい日本はサイドアウトをしっかり取って、徐々に落ち着いたプレーが出てきた。
李のスパイクで8−7とリードし、テクニカルタイムアウト。
その後はお互いに譲らず点数を重ねる。
柳田将洋のサービスエースで13−12とするが、相手の強力なサーブで逆に崩されて連続失点し13−15でタイムアウト。
山内のサーブからつないで西田有志がカウンターを決めきり、藤井直伸のサービスエースで18−16とリードして終盤へ。
相手のコンビが微妙に合わない中、日本は確実に得点し21−18で相手のタイムアウト。
井手智を中心としたサーブレシーブから、藤井のテンポの良いトスワークが機能しセットポイントを迎えた。
最後は相手にミスが出て、25−22でセットを取り返す。
<第3セット>
メンバー変わらずスタート。落ち着きが出た状況で相手とどのくらい勝負できるかがポイント。
西田のサービスエースが決まるも、痛いスパイクミスが出て5−8でテクニカルタイムアウト。
藤井の連続サービスエースで追いつき、中盤までは一進一退となるが、サーブで崩され連続失点し12−15。
山内から途中交代で入った髙橋健太郎がクイックを決め、18−20となったところで、関田と大竹が入る2枚替えを行う。
柳田のサーブで崩し、20−21と追い上げる。
髙橋のサーブから、関田の見事なカバーもあって追いつき、緊張感のある展開が続くが、痛いサーブミスが出て23−24とされる。
しかし福澤達哉のスパイク、切り返しから西田の渾身のスパイクが決まって25−24と逆転。
サーブレシーブが崩れるが、柳田、西田が決めきって26−25。
最後は何とかつないだボールを西田が決め、28−26でセット連取に成功した。
<第4セット>
髙橋がそのまま入ってスタート。序盤から勢いをつけて戦いたいところで、西田のサービスエース、髙橋のクイックが決まり5−4。
パイプ攻撃を絡めた藤井のトスワークがさえ、8−6でテクニカルタイムアウト。
ミスが出て追いつかれるも、西田がサービスエースを奪い拮抗した展開となる。
連続失点もあり14−16でテクニカルタイムアウト、その後は決め手に欠いてブロックに捕まり17−20でタイムアウト。
終盤には凡ミスが出て17−22で2回目のタイムアウト。
18−22で関田、大竹の2枚替えを行い、古賀太一郎も投入して逆点を狙うもリズムを作れず、最後はタッチネットを犯し20−25。フルセットへ。
<第5セット>
メンバーは変わらず最終セットに突入。サーブレシーブの乱れから連続失点し0−3でタイムアウト。
その後はラリーで粘り、西田が決めて3−5。スパイクミスがあり、ブロックにも捕まり3−8でコートチェンジしタイムアウト。
相手ペースで4−10と引き離され終盤へ。7−12から浅野博亮のスパイクが決まり8−12。
しかし痛いコンビミスで8−14とマッチポイント。
最後は相手のサービスエースで8−15、セットカウント2−3で敗れた。
(引用:公益財団法人日本バレーボール協会)
JVA2018-05-006
Copyright© 1995-2025, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.